もう少し
冷たい雨。
今日は冷え込む予報でしたから、昨晩夜も更けてからファンヒーターを出しました。秋が無くて一気に冬が到来した様相。
新調した夏物、おろせないまま迎える冬・・・。悲しい。
「いつも急でゴメンナサイね。」
いつの間にか60代になられていたお綺麗で可愛らしい〇さま。ファンです。
まだ暑かった8月、ちょうど1年ぶりにおみえになりました。
「少し前から腰が変だった。昨日しゃがんで起きる時に、こうなっちゃった。」
あれからひと月半。
(前回の後は如何でしたか?)
「動くのは割とスムーズになっていたんだけど、今ひとつな状態だったの。で、運動不足かなあって思い。ズームでヨガをやったのね。そしたら・・・こうなっちゃった×××。」
やった動きを確認して、嗚呼(*´Д`*)・・・。
(〇さまの場合は筋肉の問題ではなくて。調子がおもわしくない時には、いわゆる柱の関節に問題がある時だろうと推測されて。そのような時にこういう動きはよろしくないかと。)
不具合が1回で解消されない時には、もう少し施術させてくださいませ。
媚びない
初めてご来院の〇さま、30代男性。
「近所に住んでいるわけではないのですが、以前から此処に鍼灸院があるのは知っていました。こっちに来る用事があり通るコースで。看板が目に留まっていました。シンプルで、媚びない看板。治療に対しての意気込みを感じました。」
看板をこんなふうにおっしゃっていただいたのは、初めてと記憶しています。
素直に嬉しかったです。
”渋めの看板からは亀仙人しか浮かばなかった~~”や
”どんなお爺ちゃんが出てくるんだろ”や
”消毒した器具使ってんだろか・・・でもこの際(ギックリ)そんなこと言ってられない・・・😢”なんて恐ろしいことを脳裏に浮かべながら来院したという方も、実在します。
と、それはおいといて。話を戻します。
「2週間ほど前から片方の土踏まずが痛い。それとやはり片側の手首の違和感。」
という主訴だった〇さま。
看板に惹かれてご来院くださったあの方の、その後が気になるところではありますが。
そこはまたご縁がありました際にお聞かせ願いたく存じます。
キリリと
〇さま60代女性。
「空いちゃったわ。今朝は早くからごめんなさいね。」
朝一で”今日は入れますか?”のご連絡をいただいたことを仰っているようです。
(いいえ。あれ?空いちゃっていたんですね。)
「そうなの。来そびれちゃったの、夏。」
(暑いのと、コロナ禍で疲れましたね・・・この夏は。)
「そうそう。でね、なんで急に予約を入れたかって言うとね。昨夜TV観てたら、女子自衛官の番組やってたのよ。」
(へえ。そうだったんですか。)
「観てたら、センセの事思い出したの!(*´艸`*)」
これはこれは、光栄でございます。
シャキ~~~ン!キリリとまいりたいと思います。
〇さま、「夜の食事会はまだノリが悪いけど、ランチ会を再開してるのよ。ランチ続きで、ちょい忙しい。」とも。
動き出した感がありますね。
平和な
(そろそろお山に行きたいなぁ。高尾山あたりで足慣らし、したいなぁ。)
ボヤッとそんなことを考えていたら、
「高尾山の混雑ぶりは半端ないらしいね。登るのに大渋滞だってよ。」
幾人にも忠告され。世の中の流れに、疎すぎるようだ。
そんな訳であっさりお山は諦める。
お山の代わりに
食べたかったフルーツサンドをゲットし、感激して食す。
夕食は天ぷらを揚げる。
中でもゴボウのてんぷら、最高。
(天ぷらの中でゴボウが一番好きなんだよね。)って言ったら
同調する家族が一名。
こんなマイナーな好みが一緒って、結構笑える。
平和な休日だった。
浮かぶ
鍛え
昨夜の月は綺麗でした。見上げている人も多し。
今夜が満月。今宵の空も愉しむことにしよう。
日頃身体を動かされている〇さま、40代女性。
「頸がイタイ。腰もイタイ。」
最近のご様子をうかがいながら。
(朝は冷え込んできました。夏の疲れが出てきた方が多いですね。案外冷えている人が多いです。)
「ドキ。」
(あれ?冷やした自覚有ります?)
コクリとした後で「実はまだ半袖短パンで寝てます。靴下も勿論履かず。もうちょっとイケるだろう!って。」
どうやら自己鍛錬のつもりだったご様子。
(寝具だってもう冬支度ですよ、ワタシ。パジャマは長袖長ズボン。布団をはいでも大丈夫なように。夏のヒヤッとするシーツを替えただけで全然違いますよね。ヌクヌクで迎える朝は快適。頸も楽ですよ。)
「更に、ドキ!タオルケットで頑張ってました。ヤダ~、鍛えようとした結果がこれってことですかぁ!」
可能性、大かと。
寒暖差の激しい季節の変わり目。
自己鍛錬は別メニューにしていただきたく。。
寡黙
ご家族に紹介されておみえになった〇さま、70代男性。
お医者様に通院されながら、鍼灸施術で体調の維持が出来ないだろうかとのご希望でした。
初診時には痛い箇所もおありでしたので、ご来院の度に痛みの程度をうかがいながら手をすすめておりました。
痛みが軽減してきて、お痛み加減が話題にのぼらないと意外と沈黙のまますすみます。
寡黙な〇さま。男性は話しかけられるのが苦痛だという方も多いので、むやみやたらに口を開かないように心がけておりましたワタシ。
(最近のご体調は如何でしょう。)遠慮しつつお聞きしましたら。
「うん、いいよ。」
初めの頃は「”食べたい”っていう気が起こらない」と話されていましたので
(食欲は如何ですか?)とお聞きしたら
「食欲も、あるよ。涼しくなってきたしね。」
笑顔と共にお応えくださり。
なによりでございます。