世田谷区弦巻 上町駅 桜新町駅 鍼灸・マッサージ・肩こり・腰痛・眼の疲れ・ドライアイ・四十肩・月経困難症・更年期障害・自律神経失調症

ものごとが、続いているということは大変なことだと思う。
お世話になっている勉強会。
変化の時期を迎えているのを、感じることがあって。
普段と違うT氏の手元に、それをみた。
「脈脈と続いてきたものを、継承していくことの重みだよ～～」
私なんぞが思う何倍も何十倍も、そんな重さを感じてらっしゃるんだろうなあと。
継続は、力であり、財産なんだなあ。

さて、世の中連休だったことに、今さら気付いて。
本日祝日ですが弦巻鍼灸院は開院しております。
夕方は混み合ってますよ～～。

久しぶりに友人が鍼を受けに。
（夏休み、どうでした？）
「うん、やっと終わったよね～～。宿題終わんなくってさ・・。」
小学生がいるからね。
「自由研究が終わんなくって、最後の数日で作らせたわよっ。」
へえすごい。
クリエイティブな方なので、作品を聞いて”見たい、作ってみたい！”
「ほ～んと、つかれたよ・・・。」
陽に焼けた腕や首が、さすが。
焼けてない白い背中に鍼をしながら聞いたいろんな話が楽しかった。

本当に暑くて長かった夏だけど、
どうやら夏の思い出を振り返る時期になったようです。

「奇跡的に風邪をひいてません。」○さま。
それまで月に1度から2度の頻度で鍼灸を受けてくださっていた○さまが、身辺いろいろあって体調がぐんと落ち込んだ春から、週に１度のペースを続けてこられていた。
「以前なら月に一度は、なんとなく風邪っぽくなっていたのにね。」
今もご多用が続く○さまだけど、あの頃の正気（せいき）がうせた状態から、よくここまで回復されたと思う。
周辺をみまわすと、ご自分のことだけでなく、ご家族のことでも大きく影響を受けざるを得ない年代にさしかかっている方が多いようだ。
立ちはだかる壁もだんだん厚く高くなるんだろうが、そんなときの心身の叫びをきちんと受け止めて対処していくことの大事さを感じた、○さまの言葉だった。

「鍼灸院なのに、鍼とお灸だけじゃないんですね。
看板にマッサージって書いてました。」
空いた時間にマッサージだけ・・・という方や
鍼灸の仕上げのマッサージが楽しみです・・・という方、それから
今日はちょっとマッサージ分を延長してプラスしてもらえませんか？なんていう方が続いた。
鍼やお灸の刺激とはまた一味違う、至福の時間～～と、爆睡なさっている方が多い。
「センセイのマッサージ、気持ちイイ・・・。ヨダレ出ちゃった・・。」
（ワタシの手、気持ちイイでしょ？！おっきいからね。）
「うんうん。」
（ジブンのカラダで、受けたいよ～～って本気で思いますもん。）
「そっか～～・・・。センセ実は可哀相なんですね。」
世の中には、デキルこととデキナイことがあるわけで。
そんなことを思いながら、漏れる寝息をきいている。
起こすのがちょっと可哀相になりながら。

綺麗なヘアスタイルで、
お化粧もうっすらなさって、
お洋服も素敵で、
爪もピンクのマーブルにキラキラが付いてて。
久しぶりにおみえの○さまは現役の美容師さん。
「ここを通る度にね、来よう来ようって思っていたのよ。
でもね、いろいろ用事があるもんでしてね。
仕事もあるし、温泉も行かなきゃならないし。」
パワフルで、この度も脱帽です。
私は常々”75歳まで鍼を持っていたい！”って声に出して言っているのだが。
想っていれば、言い続ければかなうっていうから。
でもでも、この目標年齢よりも上なんです、○さま。
「一日に2人だけって決めているのよ。それ以上は絶対受けない。
じゃなきゃ、もたない。遊びもしなくちゃいけないからね。」
すごい。
一日2人だけ。そんな施術の選択もアリだなあ～～～。
75歳まで宣言を、なんだかちらっとあげてみたくなったりして。。。欲が出てきてしまった。

○さまご来院。
「忙しくてねえ。ジャズを聴きに行ったり、キャンプに行ったり。
この間なんか老人の食事つくりのボランティアに行ってきたよ。
へへへ、俺も老人だけどね。」チャーミングな笑顔。
趣味のよい奥様がついてらっしゃるので、いつもきれいにしてらっしゃる。
改めて年齢を聞いてビックリ。
「年金生活だからさ、贅沢できないんだよ。だけどさ、年を取るとどんなに旨いものだって沢山食べられないし。俺の愉しみなんて安いものばっかりさ！」
十分愉しんでいるご様子の○さまと話していると、自分の老後も明るい日が差すような気がする。
○さまには、人生の愉しみ方を教えてもらっている気がして。
年齢を重ねるのは、コワくないよって。
シアワセもヨロコビも、受け身でなくて自ら掴むものなんでしょうね。

今年も年間行事のひとつ、期間限定の講習会が終了した。
鍼灸師の日常はやや寂しい。
頂戴した名刺を整理しながら、新しくできたご縁を嬉しく思う。

最後は皆さんで歌って歌って歌って！
もののけを熱唱の若者。
宣言通り、載せさせてもらいます。

寂しい日常に戻った鍼灸師ですが、なんでしょう、妙に元気です！！

皆さま今年もお疲れ様でした。
ご縁をいただいた皆様、どうぞこのラインを太く熱くしてくださいますように。

この夏、旅先でレンタカーを利用して。
乗り慣れない車の運転は疲れた。
装備されているナビも、知らない街なのに案内が×××。

そして今、キッチンのリフォームをしていて。
臨時で使わせてもらっているのが、ＩＨ。
便利っていうけど、ワタシには×××。
お弁当の卵焼きを作るのに苦労している。
フライパンを持ち上げてクルクルッといきたいのに、面から浮くと消えちゃうのよね。

レンタカーにしてもＩＨにしても、素晴らしいんだけど私が不慣れなだけなんでしょうね。
朝の憂鬱が、もうちょっと続く・・・・。
慣れた頃にはサヨナラかな。

滅多に行かないドラックストアで、滅多にしない買い物をして。
大荷物で出たところ、見覚えのある方とすれ違い。
（あ、○さんだ！声をかけようか・・・でもこの荷物。このところおみえでないけど、頭痛は出てないだろうか。）そんな思いで自転車に乗る。

そしてその数時間後、すれ違ったばかりの○さまからご予約のメールが。
”いやいや驚きました。昼におみかけしたばかりで、そしてこのメールですから。”とワタシ。
「まったく気付きませんでした。でも、ご縁を感じちゃいますね！」
このところ頭痛も気にならずにおられたそうだが、メンテナンスは必要な時期でしたものね。
あの方、どうされているかな・・・と顔が浮かんだ方から連絡をいただくことは何度も経験している。
う～～ん・・・。
何の力なのやら・・・。

「ウチの奥さん、おいしいものを嗅ぎ当てる能力があるんですよね・・・・」
と、○さまがおっしゃっていたが。
ほ～んと！
お取り寄せしているそうだ。
庄内は郷里に近く麩が有名なのは知っていたけど、
こんなお菓子まで出来ていたとはっ！
サクサクッと軽くて、控えめな甘みで大変美味しくいただきました。
この度も、ごちそうさまでした。