痕を残して夏はゆく
やはり祝日。外が静かに感じます。
台風の影響もあるのでしょうが、9月も後半になり朝晩は随分涼しくなってきました。
日曜は家人の為に鍼を持ちますが。
暑かったこの夏・・・。
休日仕様ですのでいつもの仕事着ではなく、タンクトップだったりします。
そのいでたちですのに、いつものように着火した後のチャッカマンで背中を温熱~~ ジュッ! クセってコワいです。
右肩甲骨あたりに、この夏の思い出がしっかり付いてしまいました。。。
あと少しで秋分の日。
さすがにもう肩が出るものは着ませんが。痕を残して、夏が行っちゃった感じです。
そうは申しましても半年分のビールは飲みましたし。
心残りなしの2016年夏になったかと・・・。
来年の目標、秋田竿燈まつり!
いいね。
連休の方も多いでしょうか。
弦巻鍼灸院は明日の日曜はお休みをいただきますが
19日(月)敬老の日と
22日(木)秋分の日は 開院しております。
あまりTVをみる方ではないのですが、先日複数の親戚から
「○○観れ~~。」連絡あり。ほぼ指令。
録画して、観ました。
おお~~。わがふるさとが。
しかし、この光景はどの辺?
このお蕎麦屋さん、どこだ?
いい味を出しているオバサンだって全く存じ上げないし、
かなり美味しそうな牛肉だって、食べたことがなかったことに気付き。
情報提供を仲間内のSNSで呼びかけたら、詳細を知ることが出来て、スッキリ。
地元のパーマやさんの情報収集量・・・凄し。彼女の右に出るものなし。
一緒に観ていた子が「人の良さがにじみ出てるよね・・・。」
そうだね。おんなじこと思ってたよ。。
方言、いいね。
呼吸が
すっきりしない天気が続きます。
昨日の十五夜、残念ながら月には雲がかかっておりました。
「頸から肩がいつも硬くて、ゆるんで楽になった記憶が無いです・・・」
そうおっしゃってご来院の○さま。30代女性。
鍼灸のご経験はなかったそうです。
仕上げの段階になり仰向けになってもらいましたら
「あぁ・・・。寝ているだけですが、ゆるんだのがわかります。呼吸すると沢山空気が入っている気がします。」
背中の凝りが取れることで呼吸が楽になるのは、自覚しやすいようです。
凝りの自覚がなかった人でも、呼吸がすんなりできる・・・と、よく口にされます。
○さまの凝りも頑固でしたが、当初に比べると変化が出てきたようです。
古くなりまして
セールスのお電話とか頻繁に鳴りますし、
チラシの類がポストに入っていない日はありません。
1000本の電話や1000枚のチラシにどれだけの反響があるものなんでしょう・・・と常々思っておる者です、ワタシ。
ところが、贔屓のお店のダイレクトメールにはおもいきり食いついてしまうジブンに苦笑・・・・。だめですわ。
でも!今はどんなに心揺さぶられても、大丈夫!ぶれません。
古い住まいにまた手入れが必要になりまして。嗚呼。。
キラキラからのDMより、目先のお直し。
住まいと身体はよく似ていると思います。
手を入れて共に歩むという事が、なにより大事なことなのかと。。
古くなりましたが、愛おしいです住まいも身も心も。
少しの間、お足もとが悪くなっております。
どうぞお気をつけてご来院くださいますようお願いいたします。
草刈り機
「腰が・・・・」
肩の凝りや腰痛を訴えて、時々ご来院の○さま。
先日いらした○さまが痛みを訴えておられる箇所、なんとなくいつもと違っています。いつもの腰の部位より、上目です。
お話をよ~くお聞きしておりましたら、見えました状況が。
ナゼにいつもより上位の脊椎だったのか。
草刈り機で格闘されたのだそうで・・・・。
なるほどですね。別荘などをお持ちの方が多いですから。手作業では処理しきれないスペースなのでしょうね。この時期の草は勢いがあります。
(草刈り機での作業は脊椎にこんな負荷をかけると思います。
次回同じ作業をする際には、こんな感じでなさるといいかと思います。)
「なるほど~~!」
セカンドハウスをお持ちの方たちのご苦労を、チラチラッとお聞きして。
ちっさい庭の草に辟易しているワタシには、一生ご縁がございません・・・。
イケルデショウ
どんどん変わる
先日ご来院の○さま、30代女性。
今回が3度目のご来院になります。
初めていらした時にはご出産を控えておられました。
初めてのお産で逆子で。不安な表情だったと記憶しています。
2度目にいらした時に
「あの後、逆子は治りました。赤ちゃんを抱っこしていることが多く、頸から肩の痛みと頭痛がします。」
○さまの”ツラいけど、ご出産を終えられた安堵感”が伝わりました。
そして今回3度目の○さま。
保育園入園を確保し、職場にご復帰なさっているそうで。
休職されていた間の仕事のブランクを埋めることに懸命なご様子。
そしてお子様のご成長を見守る母の表情になっておられました。
女性が一番変化を遂げる貴重な時期を、拝見させていただいている気がいたします。
愉しい時も辛い時も、”あそこに行ってちょっと楽にしてもらおっと”的な存在でいられたら・・・と思いました。もちろん女性に限ったわけではありませんけど。
25年
プロ野球。
ワタシの育った田舎では、特定の球団に傾倒したGAMEしか放映されませんでした。ですので贔屓の球団は小学生の時のままです。
今シーズンのセ・リーグ。
カープの優勝がそろそろ決まりそうです。
広島カープの優勝は25年ぶりになるのだそうで、TVで25年前の様子が映されていました。
ここで気付いたのですが、25年前。
私の人生に於いても、大きな転機があった年です。
故郷で過ごした年月はとうに越しておりますが、改めてあれから歩んできたこの年月を想っておりました。
この夏にあるご縁をいただいて、人生を違った視点から見つめ直す機会をいただきました。
いのち、繋がり、ご縁。学ぶということ。
全ての事柄には意味がある、そんな気がしています。
怠れません
ご来院された○さまとの会話
「このところ、身体がしんどくて・・・・」
(そうでしたね~~。週の初めがとんでもなかったですよね。)
「え?センセィもですか??」
(ですです。低気圧にやられましたね。)
「そんなモノに負けるヒトにはみえなかったです・・・・。」
妖怪のようにおっしゃっているし。。。
(悪いなりにも潰れないでこれてますね。ちゃんと自分自身のことも鍼灸でメンテナンスしていますから。)
「おお~~~ご自身も鍼灸受けているんですか?」
驚かれました。
妖怪のように見えるかもしれませんが、実は弱かったりします。
なので、しっかり自分もまな板の鯉になる時間を作っています。
お年頃ですので・・・手入れは怠れません。
台風の中咲いた
台風が次から次と。乾燥機が大活躍です。
入り口に咲く大輪の花。気品のある白。今朝の顔。
閉じた状態をご覧の方に「おくら?」と聞かれました。
いえいえ違います。おくらではありません。
チョウセンアサガオ。
江戸時代。
華岡青洲先生が世界初の全身麻酔薬となる通仙散(麻沸湯とも)の開発に成功(1804年)。この調合にチョウセンアサガオの果実が配合されたという。20年以上も実験に明け暮れたそうで・・・。人体実験の過程を描いた舞台も観ました。
この白い花をみる度、単に美しさに見惚れるだけでなく。
江戸時代後期の日本の医療水準の高さに驚嘆し。
華岡青洲先生の執念と、そして何より母と妻の愛の深さを思うのです。
花言葉・・・『偽りの魅力』『愛敬』『変装』『夢の中』『あなたを酔わせる』『愛嬌』