ギョッと
心地よい風。
「今年は薔薇も早いらしいわね~~」ツツジもフジも。
あちらこちらで、花満開。
さて。
最近世の中が、どうもへんてこりんな方向に向かっている気がして。
公衆トイレの話。
話題の歌舞伎タワー2階のトイレは、入りたくないなあ。
入りたくない者が使わなければいい・・って言うだけで済まされる事例ではない、と私は思う。
女子高の運動部で、年中真っ黒に焼けた顔で超短髪。
トイレもお風呂も、入室するだけで同性にギョッとされた経験あり。
「此処は女子トイレよ」と何度言われたことか。
まあこちらも慣れてくるもので、ふろ場では「オンナで~~す」って皆で連呼しながら入室し、更にさっさと脱ぐ。
白い目で見ていたおばさまたちが、今度はまた別のギョッとした視線を浴びせてくるのが可笑しかった。
多目的トイレの話題から思い出した珍話デシタ。
忘れる
「GW、どんなスケジュールになってますか?」
連休間近、よく訊かれます。
ツルシンは、通年通りGWは日曜のみお休みです。
と言いましても今年は出かける方が多いようで、東京から人がいなくなるような予感。
それならそれで、大掃除に突入させちゃおうって思っています。
言葉はことの葉。
口に出してしまったものは引っ込めることができない。
若い頃は、そんな”しでかし”もあった反省あり。
言葉を放つ時には随分気を付けている・・・つもり。
放つ際には用心していても、受ける際は不意打ちで無防備だったりするから。
こう見えても、そんなことを引きずるタイプ。
同年代女性が
「そういうのは、忘れるっ!悪いものは自分の中に入れない、留めておかない。」
そうね。
そういう生き方が、出来るように。
カンキツ
短いのが
今年になって初めてご来院の〇さま、60代女性。
両手にストックをつきながら、やっとな足取りでご来院。
「昨年膝を痛め半月板の手術をしました。経過良好で趣味の運動もしていましたが、今年に入って右膝を捻り。先月から右のお尻から右の膝にかけて痛みが強くて、歩行も困難になって今の状況です。整形外科も受診しました。投薬と湿布をもらっていますが、芳しくありません。」
やや遠路からお越しですが、この日は車で送迎していただいたとのこと。
「私があまりに情けない歩きをしているので兄弟が此処に行ってみたら?って。」
週に1度の鍼灸施術をスタート。
2度目のご来院時、杖が1本になっていました。
3度目のご来院。
「初回は鍼の後だるい感じが強く出ましたが、前回は調子がかなり良く多目に歩けました。右のお尻から膝にかけてのしびれのような感じ、面積がかなり狭まってきました。」
5回目。「波はまだありますがまずまずです。お尻から脛の部分の痛みが無くなって、ここっていう痛みは膝の内側だけになりました。」
杖は勿論使用せず、自転車でスイスイ通ってくださっています。
「いい方向に向かってきたので、休んでいた運動をまた始めたいという気持ちになってきました!」
お辛いのが軽減すると気持ちも前向きになるんですね。
やはり痛い時間というものは、短いほどいい。
厚み
今日も寒いっ!
定期的におみえの〇さま60代女性。
初めていらしてから今年で14年ですっ!
カルテが厚みを増してます。
昨年末からご自身以外のことでご多忙を極めていた。
やっとひと段落されたようで、今年になってから数回いらしていた。
先日のご来院のあと
「ここ一ヶ月あまり、ずっと不調で。午前はなかなか行動が伴わなかったのですが、調整してもらったお陰で今朝は久しぶりにスッキリ!やはり私は月一のメンテナンスが必要みたい。今後もよろしく~」
ご多用な〇さまですが、隙間にメンテナンスの日も入れて頂けると幸いです。
せねば
にょきにょき
らしい
〇さま、30代女性。
初めてご来院になったのは20代でした。
現在は年に数回おみえに。
先日いらした際のやりとり。
(あれ?今年になって初めてでしたね~)
「そうなんです。いいかな~~って暮らしていたんですけど。」
終えられて。
「鍼をやってもらった後、独特の緩んだ感を得られるんです。特有の心地よさ。やっぱり定期的に来るといいんだろうなあって。だから”また来なきゃな、あまり空けないで”って毎回思うんです。そしてまた日々が過ぎいろんな不調が出てくると、センセの顔浮かぶんです~~・・・」
ときどきどっかに浮かんで、
いらっしゃいモードを醸しているらしい、ワタシ。
ふふふ。。
いつか
はれ。
初めてご来院くださった〇さま、60代女性。
「1週間前くらいから腰?背中?臀部?・・・が痛い。起き上がってしまうと割と平気なのですが、前かがみがツラい。靴下や靴を履く際、痛い。
歩くのは平気。
鍼治療の経験は有ります。以前通っていたところがやや遠路でして。
此処は看板を見て”ああ、あるなあ・・・”って、前から気になっていました。
いつか行こうと。
今回の腰痛で、そうだこのタイミングで行ってみようと思いました。
”いつか”が、今だわ!って。」
鍼灸のご経験はおありでしたので、私の施術の考えを丁寧にお伝えし。
こんな考えでこういうところに手を入れていきます。
「やり方が、いろいろなんですね。」
鍼灸師が10人居れば10通りのやり方があると言っていいと思います。
同じ師に付いて学んでも施術者の手がまるで同じにはならないと、私は感じています。
看板で心に留めていただいていた、ご期待に添えましたでしょうか。