古希
ご来院になった〇さま。
歩いて入っていらっしゃる様子を見ていて、
あれ?・・・やや気になる。
着替えてもらい話をうかがったら
「齢は取りたくないわね。私ね、転んだの。荷物をもって車に乗ろうとしたんだけど、脚があがってなかったのよね。自分ではちゃ~んとあげているつもり。」
脛の部に擦り傷ができたそうです。ガーゼが、痛々しい。
だから足の運びがいつもと違ったのですね。
「頭ではそんなつもりはないのに、そりゃあねえ・・・コキだもん。」
そうでした。〇さまは、つい最近古希になられたのでした。
なりたてホヤホヤ古希!
「昔の古希なんて言ったら腰の曲がったよれよれのおばあさんだったから、自分はまだそこまで行ってないわよねってつもりでいるけど、現実を見なきゃね。」
(”去年の自分はもう居ないと、自覚しようね”って、我々の年代でも言ってます。一緒です。)
意識を向けて、脚をあげて参りましょう。