カレン
鍼の域
今日の晴れは、貴重らしい。
先日約1年ぶりにご来院の〇さま。50代女性。
長~~くお付き合いさせていただいている方。
以前は区内にお住まいでしたが数年前に転居なさって、少し距離が出来てしまいました。
それでも年に数回足を運んでくださいます。
「最近、普段のメンテは近所の整体でしてもらっているの。このところいつもの手のシビレに加えて頭痛が出てきちゃったから、”こりゃあ鍼の域だ”って思って予約したの。自分の中ではちゃんと分けて考えてるんだよ。よかった、空いてて。」
〇さまも個人事業主。
「こんな時期だけど、お互いガンバロウね~~!」
〇さまとの時間を過ごすと、いつもこちらまでファイトが湧きます。
いちねん
梅雨らしい空デス。
「ワタシ、こちらに来始めてから1年くらいですよね?」
30代女性の〇さま。
カルテを見直すと、初診がちょうど1年前の6月。
本当ですね、ちょうど1周年です。
「振り返ると風邪もひいてないです、この1年。何より変わったのが足の爪。
とてもきれいに伸びてくれるようになってました。これ快挙かと。」
初めの頃は身体が鍼に対して抵抗していました。
最近は非常に鍼が入りやすくなった印象です。
”一年で、変わるものだなあ・・・・。”
弦巻鍼灸院におみえになる方は、
30代40代50代がほとんどを占めます。
働き盛りといわれる方々が、
能力を更に発揮しつつご活躍できる、
そんな環境作りのお手伝いができたら嬉しいなぁ・・
いつもそんな思いでおります。
ゆめ
良く夢をみる。
夢をみないまま朝を迎えることは・・・ほとんど無い。
熟睡は出来ていないのだろうが、これはもう意思でどうにかなるものではないとほぼ諦めていて。
大概がハラハラドキドキ系のモノが多いので、
ぐったりした目覚めになるのがほとんどだが。
最近見た夢は、なかなかいい夢だった。
今年になって逝ってしまわれた恩師が、当たり前のように目の前に居て。
”センセイ!あっちではどうされているんです?”なんて、
普通に言っているワタシ。
亡くなったというよりも、お引越しでもされた感覚かな。
”まあ、こんなもんだろ。”
あっさりいつもの笑顔で仰っていた。
辛そうなご表情で無かったので、安心したかな?私は。
寝ていても休まらない気がしないでもないが、
こんな夢なら私的には大歓迎。
古希
ご来院になった〇さま。
歩いて入っていらっしゃる様子を見ていて、
あれ?・・・やや気になる。
着替えてもらい話をうかがったら
「齢は取りたくないわね。私ね、転んだの。荷物をもって車に乗ろうとしたんだけど、脚があがってなかったのよね。自分ではちゃ~んとあげているつもり。」
脛の部に擦り傷ができたそうです。ガーゼが、痛々しい。
だから足の運びがいつもと違ったのですね。
「頭ではそんなつもりはないのに、そりゃあねえ・・・コキだもん。」
そうでした。〇さまは、つい最近古希になられたのでした。
なりたてホヤホヤ古希!
「昔の古希なんて言ったら腰の曲がったよれよれのおばあさんだったから、自分はまだそこまで行ってないわよねってつもりでいるけど、現実を見なきゃね。」
(”去年の自分はもう居ないと、自覚しようね”って、我々の年代でも言ってます。一緒です。)
意識を向けて、脚をあげて参りましょう。
絶句
〇さま。私よりちょうど一回り上の干支。
1年ぶりのご来院です。
「相変わらずの箇所が痛い。運動すると痛んでいた。この自粛期間、思い切って大人しく運動もせずに引き籠っていたのだけど。一向に改善せず。信頼できるお医者様に行き検査をしてもらい”確かにこの箇所の変形があります。根本治療をというのであれば手術になりますがお薦めしません。運動しながら筋肉を落とさず、対症療法で共存しながら行くのがいいと思います。手術は最終の手段です。”と言われた。対症療法って言ったら、此処だよねやっぱりって思って。」
(思い出していただいて嬉しいです。)
「久しぶりにおっきい手でほぐしてもらいたいなって。」
(おっきい手ね!)
終えられて。
「センセとも長くなるわね。」
(今年で16年になるみたいです。〇さん40代でした!)
「・・・」絶句。
「じゃあセンセ30代だったの?うわあ。あの頃は、ぱっつんぱつんしてたわね。痩せたわね~。」
(ぱっつんしてましたね確かに。体重の変化は、ほぼ無いですが。)
あの頃、こんなふうに言ってたわよ・・・と、その時分に私が言っていたというセリフを訊き。
(ぇ・・私そんなに殊勝な事言ってました?・・・)今度は私が絶句。
それにしても16年も経ちますのに全く変わらない〇さまは、本物の美魔女デス。
げんえき
雨でうっとうしい梅雨。
こんな時にやめて欲しいが、家電が駄々をこねている。
修理依頼をしたらば
「ただいま混みあっていて最短で土曜日になります。」と言われ。
土曜って4日も先ではないか・・・。
梅雨時の洗濯機には、ご機嫌でいてもらわないと困るのだ。
困る時に落とされる。;つД`)。
落とされガガンな気持ちでいたところに、救いの手が。
義母が使っていたナショナル愛妻号。ステキなネーミング。
スペースだけはあるので、処分せず置いてあったもの。
おそらくは25年超のものだけれど、現役です。
”昔のモノは、壊れないよね~~~”
家族皆で驚嘆する。
それにしても、家電ハズスなぁワタシ。。
そう考えて、また沈む。
どうやって
〇さま。50代女性。
「なんとも調子が悪い。時々押し寄せるカーッとする熱さ。噴き出す汗。足は冷たい。手指や手首が痛い。気持ちまで落ち込んでしまう。」
整形外科と婦人科は受診済み。
この時期特有の症状。
初めてご来院になられたのが去年の9月。
施術後「嗚呼楽になるのよねぇ・・・。」
決まって仰る。
「皆さんこの時期をどうやって過ごしているのかしら。」
(ウチにいらしている方は定期的に鍼灸をなさっている方が多いですが、あとでお聞きすると”そういえば、あまり辛くならずにその時期を超えた気がするわ”そんなふうに仰る方が多いです。)
自律神経のバランスが崩れていることに対しての手当て。
傾きを調整することに鍼灸は長けています。
「何とか最低でも月に一度は来たい・・・。」
と、〇さま。
あまり間を開けずにお目にかかれますように。
言えない台詞
今日は一日降っています。
気温も上がらず。
この気候ですと最近調子が上向いていた方も落ちてしまいそうです。
この雨の中を2か月ぶりにご来院の〇さま。同年代の女性。
いつも腰からくる足の症状が主訴。
この悪天候にしては足の運びがいいようです。
(あれ?よろしいですね。)
「そうなの。腰のコルセットを忘れても、動きがまずまず。」
終えられて。
本日は、このままご出勤だそうです。
お荷物が多いようですが・・・。
(あ!リュック。可愛いですね。)
雨の日は傘も差さないといけませんから、手は空けておきたいですね。以前は腰痛で何となく体が斜めでしたから、そこからリュックにされたようです。
〇さまは女性らしいなで肩でいらっしゃって。
(なで肩ですと、ひもが外れますでしょ。)
「そうなのよ!いっつも片方の肩からひもが落ちてる・・・。」
いかり肩の私には、言えない台詞。
ちょっと、羨んでしまうワタシ。