意外その2
「腰痛で鍼灸院来る人いるんですか?」と聞かれて意外でした、という話を何日か前に書きましたが。
その話と対で書きたかった話題を。
〇さま、アラカン女性。
腰痛が出た時だけ、おみえになること多し。
先日ご来院になりました。
(おや、めずらしいですね。今回は年をまたがずにご来院ですね。)と申してお迎えしましたら、
「今日はね、ぎっくりっていう訳じゃないんだけど。ちょっと前からアブナイ感じで。何をしたかですって?ええ、行儀が悪くて恥ずかしいんだけど。ソファーで横になってたの、ワンと。そのワンをつぶさない様に気を遣って変な姿勢でいたわね、確か。その辺りから変だな、危険だな・・・って。数日様子を見ていたんだけど、よくなるどころかドンドン悪くなっている気がして。ギックリですってハッキリ言えるくらいだったら、すぐにこちらにお願いするんだけど。まだ電話しちゃいけないレベルだわと思ったから、実はマッサージのところに行ったの。でも今ひとつ解消しなくて・・・。」
還暦を過ぎたとおっしゃる〇さまなのだけど、相変わらずお話が可愛らしくて。お聞きしながら毎回シアワセ~~な気持ちになるのですワタシ。和むって言いますか、なんだかジブンのガサツさを恥ずる瞬間なのです、毎回。・・・と、これは置いといて。
グギッとなってかなり動きがつらい状態でないと、鍼灸院は行ったらイケナイ!なんて思っていらっしゃるあたりが、これまた萌えますね。
(十分いらして欲しいレベルですし、そもそも元気な時にいらしてもらって構わないのですよぉ。)
「え~~!これくらいのレベルでも来ていいんですかぁ?なんだか意外~~~。来てよかったんだぁ♪」
私の方こそ、これまた意外でしたという話題を、書き留めておきます。