ツラかった夏
月に1~2回、メンテナンスでいらしている○さま。
8月は空いておりました。どうされているかと、とても気になっていたのですが。
その○さまが今月の初めにご来院。
「いやあ。ひどい目に遭いました。」
話を伺うと、
「暑い盛りにウルシにかぶれてしまって。外に出られる状態ではありませんでした。」
山歩きをなさる方ではないので意外でした。
でも、漆器の工房に行かれたそうです。
もともと皮膚は敏感でいらっしゃるので、他の人は平気な場合でも出てしまうことがあるのでしょうか。
「こちらに来たかったんですけどね。あまりに見事な広がりとかゆみだったので、この夏はひきこもっていました。散々な夏になりましたよ。」
(そうでしたか。かゆみの軽減にはお手伝いできたかと思いますが・・・・。大変な夏になりましたね。)
「えっ!!カユミにもよかったんですかっ!来ればよかった~~。」
○さまには、ツラい夏になってしまったようです・・・・。
涼しくなりましたし、ひきこもっておられた分を取り戻す勢いで活動なさっているご様子に、私もホッといたしました。
いいんですか
久しぶりに、揺れました。
しばらく心拍数が下がりませんでした。
昨日の夜、メールにて
「明日の朝一番の時間、入れますか?」
日本にほとんど居られない○さま、帰国なさると寄ってくださいます。が、
(すみません、9時10時共埋まっております。)
「では明後日の朝一番は如何です?」
(その日も朝早い時間はご先約が。・・・・もしよろしければ8時に・・・・いらっしゃいますか?)
「いいんですかっ!!」
というわけで今朝は、ご出勤なさる前の○さまが鍼灸を受けていかれました。
「頸も肩も腰も、バリンバリンです。」
大きな荷物を転がして、疲れたご表情でいらした○さま。
途中もれてくる寝息が、イイ感じです。
「よしっ!」
終了して勢いよく起きあがり、現実の世界に戻ってますよ今・・・そんなご表情をなさいます。
そしてまた、再び荷物を持ったお姿がシャンとしているご様子を拝見して。
次回のご帰国の際も、お待ち申し上げております!
ご要望に、出来得る限りお応えしたいと思っております。
夏の〆
鍼がキライな○さん
「月に一度は来るようにするわ。」
お友達になってかれこれ10年以上になる○さんが言っていました。
この○さん、鍼がキライで。
初めの頃頭痛がひどかった時も
「鍼ぢゃなくしてちょーだい。」こう懇願するものですから、なるべく彼女の思いに沿うようにしてきました。
それでもお付き合いの月日が流れたことが、鍼と私に対してのコワさを薄めてくれたのか。
”悪くなってからじゃ遅いから、お手入れ大事ですよ。”をわかってくださったのか、はたまた観念なさったのか。
いずれにしても、最近は”お久しぶりっ”とならないうちの来院を心がけてくださっているご様子。
そして、お嫌いだった鍼もちゃんと受けられる身体になりました。
その○さん、夏休みは忙しかったようで。
先日、3か月ぶりに拝顔できました。
「腰が・・・・あぶない感じ。」
(このところお天気も不安定でしたから、冷やしてしまっている方が多いみたいですよ。)
「そおおぉ??」
眼が、疑っています。
で、お帰りになる時
「ああ、なんかあったかくなってきたかも。やっぱり、冷えていたのかしら。」
靴を履く足元を見て
(素足にサンダルですか・・・・。今日は決して暖かくないですっ!!)
「おほほ。おこられちった。」
冷えを自覚なさっていない方が・・・・モンダイですね。
○さん、今日は靴下をはいてますか。
蚊
土曜日のこと。
外がもわもわっとしている時間帯にいらした○さま、女性。
私と違って小さくて、何をやっても言っても可愛い。
着替えをして待っていてもらっていて。
(お待たせしました~~。)カーテンを開けていきましたら
「センセィ。此処で刺されちゃったみたい。蚊の大群?ここも、こっちも、裏も表も。こんなに~~。ぐすん、かゆい。」
(ありゃまあ。)もちろん蚊取り線香やら何やら、カラカラと並んでいたのだけど。
公園の蚊ではないが、むむむ。ごめんねうっそうとしていて・・・。
土曜で混み合っている為、時間が惜しい。
とりあえず私が愛用のキンカンを持ってくる。
(セレブな御御足にキンカンだと申し訳ないけど・・。)
つける。が、
「だめ、センセィ・・かゆい~~。」
じゃあ仕方ない。
○さまの下肢数か所、ちょちょちょっとさせてもらいました、お灸を。
「あ・・・・。かゆくない。恐るべし、お灸。」
面倒がらずに初めからもぐさをひねるべきでした、はい。
月が
取ったら大変
先日訪ねた親戚の家での会話があまりに愉快だったので、残しておきたいと思います。
そこの孫にあたる小学1年生。今年は初めての夏休み。
その子を囲むオトナが微笑ましい。
私(○ちゃん、1年生の夏休みってことはアサガオの観察日記とかあったでしょ。)
以下本人不在だったので、その子を取り巻くオトナの話です。
ばあちゃん「そうそう、あの子ったらアサガオの線がはみ出しちゃってヒドカッタのよ。あとで一緒に直したわ。」
私(お直し、したのね。)
じいちゃん「俺と一緒のときには絵日記を描いてた。やっぱり思いきり枠をはみ出してたから、一緒に直した。」
私(・・・・。)
父ちゃん「読書感想文はママが直してたよ。1年生の文章じゃなかったなぁ。それなりにしなきゃダメなのに。」
ふふふ。手がいっぱいで、いいなあ。
絵には手直しを入れない方がダイナミックでイケそうですが。
感想文がやや心配。
賞を取ってしまっちゃったら、大変ね。
遠慮知らず
先週末、午後におみえになる○さま(知人)から朝のうちにメールです。
「野菜要る?」
で、私
(いるいる~~、芋系と青いものがないかな。あとトマトと果物~~。)
いいタイミングでもらったメールだったので、調子に乗って書きまくり。
「ま、テキトーに・・・。」
そしていらした○さま。顔をみるより早く袋がガサガサ鳴っているのを確認。
(うれし♥)
「いや~実はさ。買い物終わってからだったんだよね、あのメールしたの。」
(あらま、そうでしたか。お店からだと思って、わんさか欲しいものを羅列しちゃいました・・・・スミマセン。)
「いーのいーの。適当に入れてきたから。さつも芋だけはなかったから、ウチにあったの入れてきた☆」
(うわ、すみません・・・。でも、うれしい。)
あちらのお野菜、何でも美味しいのです。
あ・り・が・と・う♥ 、 ○さん。