昭和
今日は10月10日。
昭和な私には、”体育の日”なのですが・・・。
ある日の○さまとの会話。
(寝不足のようですが。)
「そうなんです。昨夜は一緒に寝ていた子供に起こされちゃいました。ものすご~~~く珍しいことなんですけどおねしょをしたんですよね。夜中に結構大変でした。」
(それはそれは。)
「もちろん、怒りませんでしたけどね。」
(よくデキタお母さんですね~~。)
「まあ、大人の対応をしましたが。そんなわけで、今日は睡魔が・・・。」
(ワタシは随分大きくなるまでおねしょをしていました。)
「そうなんですか?」
(ええ。いつもいつも同じ夢をみるんですよね。
広い広い草原の中で風の心地よい音だけが聞こえるんです。その中でトイレを我慢している自分がいて。周りに誰もいないので、そこで用を足すのです。その心地よさったら!!”ああ気持ちいいなあ・・・。”→”ん?なんか冷たい・・・。”そうして現実に引き戻されるんです。夜中に自分で着替えて再び眠るのですが、自分の布団は冷たいから避難してましたね、祖母のところに。何度も見た夢も、”ありゃまたやったが?”と当たり前のように布団に入れてくれた祖母の声も、不思議と大目に見てくれていた母の顔も、今でも鮮明に覚えているんです。子どもってつまらないことを忘れないものですね。)
○さまと、しばらく笑いました。
ちょっとだけ前の、昭和の話でした。