脊椎圧迫骨折
離れて暮らす肉親が、数ヶ月前
「脚立の3段位から落ちた。ものすごく痛い。」こんな電話をよこした。
話の内容から、脊椎の圧迫骨折があるのではないかと思っていた。
「レントゲンをとってもらったけど、骨はなんともないって言われた!」
こんなふうに言うけど、レントゲン画像だと早期には判定できないこともある。
そして先日会った時に、
「なかなか痛みが取れない。そうそう、やっぱり骨がつぶれていたって。真ん中じゃなくて背中の脇が痛い。」
持参した道具で施術することに。
「鍼は痛くないのか?始める時は言ってくれよ。」身内の治療は、やりにくい。
翌日、「いいぞ。立ち上がるときが一番痛かったが、うん、楽に立ち上がれる。」
「気休めかと思ったがそうでもないなあ・・・」とまで言っていた。とほほ・・
圧迫骨折があったであろう椎体周辺の、血流改善を目的にした鍼灸刺激。
本人は一生懸命冷湿布を貼っていた様だが、むしろ温めたほうがいいよと。
もうちょっと頻繁にしてあげられたらいいんだけど・・・と、どうしても思っちゃうから、ちょっとアレなんだけど。
Comment たぬき より: 2010年8月26日 9:57 AM おいら より: 2010年8月26日 9:58 AM tsurushin より: 2010年8月26日 12:52 PM tsurushin より: 2010年8月26日 12:55 PM
治療は身近な者からやることが大事なのだけれど、(身近な者ほど)なかなか信用してもらえないケースがありますね。
また、ツルシンさんのように遠く離れていたりする場合も難しいです。
ギックリ腰などもできれば近くの治療院で治療してもらうほうが良いのだけれど・・・。
脊椎圧迫骨折→肋間神経痛
典型的ですねぇ
> いいぞ。立ち上がるときが一番痛かったが、うん、楽に立ち上がれる。
良い鍼灸師にかかれば、こういう症例は本当に良く治りますねぇ
世間の人はほとんど知りませんが、、、
そして鍼灸が整形外科疾患だけではなく、いろいろな慢性病まで薬を使わずに治してしまう事も知られてません、、、
ところで「脚立」
むしろ低めの脚立からの転落は重症例が多いようです
というのは、横倒しになって転落すると、低い脚立だとちょうど頭を打つ場合が多いそうです
おいらは現場で随分働きましたが、現場では「脚立の天板(一番上)に乗って作業してはならない」と口すっぱく言われます
脚立作業にはまだいくつか「これをやってはダメ」がありまして、なかなか侮れなかったりします
家庭での脚立作業はそれほど何度もやるものでは無いので気を抜きがちですが、短い脚立が多いですし、気をつけていただきたいものです
鍼灸師なのでちゃんと楽にして差し上げますけれどね
たぬきさま>
本日も、お暑うございます・・・
あの毒舌ぶりが、我が身の中にもあるのかしらと思ってしまいました。
継続してあげられないのがつらいところです。
おいらさま>
ありがとうございます。
「現場で随分働きましたが、・・・」
そうだったんですか?
まだまだ、知らない顔が隠れているおいらさまですね~~