患者さんが知りたいこと
「もう、ここでは長いのですか?」こんなふうに尋ねられる方が、多い。
弦巻鍼灸院に通院されて、まだ日が浅い方に聞かれることが多いかな。
やんわりと、この道に入ってどれくらい経つの?経験は積んでいるの?
こんなことがお知りになりたいご様子。
まだこの世界に入ってまもない頃、よく「いくつ?」と単刀直入に聞かれましたっけ。
こんな仕事ゆえに、あまり若いと不安を与えるだろうと沢山サバをよんだっけ。あの頃は歳よりも老けて見えていたようで、うまく対処できちゃっていたと思う。(喜んでいいのか悲しむところなのか、ビミョーでもあるけど)
それなりに年月を重ねて、あの頃あこがれた年齢になっている今、「いくつ?」の直球は少なくなりました。皆さんの気遣いでしょうか。。。あっちこっちに脂がのってきたので、本人いたって平気でこたえてますけど。
以前書いたブログをみていたら「70までは現役でいたいから」ってありますねえ。しかし、最近は「75まで現役で鍼持ちますよ!」と皆さんに言い続けている。年々、ずうずうしくなっているようで。その意味じゃ、これから重ねていく年月も実は楽しみなのである。75まで!は、自分に一番言いたいのかもしれない。
大葉
月に一度の会に参加する。
シンプルな治療であって、それでいて果てしなく奥深い。
どれだけ学んでもゴールはなくて・・・。
過酷な道なんだろうけれど、同じ志をもって集う皆さんとの時間は、今の自分にとって大きな心の支えになっている。
ああ、また頑張ろう・・・とおもえる月曜の朝である。
その会の雑談で出ていたお話。
「しその葉には、気分を高める作用もあるのだよ。」
しその葉→大葉→大場。
このオオバも、皆さんのココロを盛り上げられる存在でありたいなあ・・・そんなことをおもいながら帰路についた。
首のひと巻き
日中は気温が上がってきても、朝晩はスースー冷えます。
足と首周りは冷やしたくないところ。
風邪のひき始めなどに首筋からゾクゾクすることは、皆さん経験あることでしょう。
つい最近。家人に言われた言葉。
「お前、年取ったなあ・・・・おれが言うのもなんだけど・・」
家事をする時、放せないものがある。首にひと巻きするスカーフがそれ。確かに鏡に映るその姿は、昔見ていたオバアチャンだなあ。「へ~~あんなペラペラのネッカチーフ・・・・してる。」
漫画になりそうな格好に若い頃はウケていたが、これはかなりイイ!
家人になんと言われようとも、首はネック!大事に大事にしたいところだから、首のひと巻きはやめるわけにはいきません。
コボちゃんと猫山先生
読売新聞に連載中のコボちゃん。10月14日掲載分でコボちゃんのママがおめでた!が明らかになって、これがネット上で話題になっているらしい。
そして「がんばれ!猫山先生」は日本医事新報に連載中の4コマ漫画。お堅いイメージの医療情報誌にあって、ほっとさせられる・ゆるゆるなキャラがうけているそうだ。
大先輩の先生が以前おっしゃっていた、「治療室の待合室におく雑誌はサザエさんに限るね!」・・・・なんだかとっても、わかるなあ・・・。
あれだけのシーンでヒトをニヤリとさせる4コマ漫画って、すごいなあと改めておもう。コボちゃんがお兄ちゃんになる様子も楽しみたい。
完全予約制の弦巻鍼灸院ではお待ちいただく時間はありませんが、猫山先生が気になる方はお声をかけてください。
ビバ!秋田県
いつもお世話になっているHさま。とっても面白いものを送ってくださった。
ありがとうございます。ネタにつかわせていただきます~~
「先週末、新宿の地下で毎年「統計の日」に行われる展示会がありまして
そこで相当上位に入選した統計の一つ、「大好き 私たちの秋田県」を勝手にお知らせします。
大館の小学6年生女子の作ですけれど、
あきたこまちやきりたんぽはともかく、比内地鶏はしょっちゅう食べられるものなんですかねえ
また「秋田県の自慢は?」の統計で、「曲げわっぱ」率が高かったところがまた貴重なデータですねえ
調べてみたら、曲げわっぱは秋田というよりは大館の名産なんですねえ
とんぶりやじゅんさいなどが好物に上がっていたりして、むしろ好きなものというよりも、
思いついたものを口にしただけでは?と思わせるところが、小学生の統計の魅力だったりします
そういう発想力というか安直さがものすごく面白いくて、
このイベントには毎年わざわざ観に行ってたりしています・・・」
秋田の県南部で生まれ育ったワタシがみると、微妙な・・?・・はあるものの、楽しめました。
(秋田といえば”きりたんぽ”になるみたいだけど、ウチのあたりではあまり食べません。)
稲庭うどんとか川連塗りとか入れたいところ。
とまあ、それはおいといて
「大人になっても住まない」と言い切っている子が40%以上いるあたりに、故郷を飛び出してきたクチのワタシとしては苦笑いしてしまった。
ふるさとは遠きにありて思うもの そして悲しくうたふもの・・・
ビバ!秋田県!
Hさま、ありがとう!
メールと葉書と
定期的に通ってくださっていたTさま。
東京からず~っと北に行ってしまわれて。
「さくら・ねぶた・りんご・十和田の紅葉・雪・・・なんでも有りです。
また、会える日を楽しみにしています」
先日頂戴したお葉書を幾度もよみなおす。
そのちょっと前にくださったメールには
「ダンボール半分くらいは片付いたわよ。でもさすがに疲れがピークねえ!」
几帳面なTさまのご様子が浮かびます。そして、首が心配です~~っ””
地理にとても疎いのだけど、大鰐スキー場には行ったことがありました。お近くだそうで。
”会いにきちゃいました” こんなノリで、是非行ってみたいところがまたひとつ増えました。
Tさまは朝一番の、ちょうど今くらいのお時間にみえていたなあ・・・・と。
寂しくなりましたが、空は続いてますから!
大掃除で
すがすがしい空気です。気持ちもノッテきますね!
いいお天気だった昨日は治療室の大掃除を。
自他ともに認めるこの小さな空間。なのに、モノが増えたなあとため息・・・。でも、これはしょうがないよね・・・。
インフルエンザも猛威をふるっている。
ウイルスレベルまで浄化するという空気清浄機と、一緒にこれから活躍してもらわなければならない加湿器を出した。これが一苦労。コンセントが、足りません。やっとの思いでセットし終わって、フツフツと湧くある思い。
・・・こうなってしまったら、もうだめ。突進するのがツルシン。
今おいてあるマッサージベッド(有孔)。70×180×55。
どなたか、貰ってくださる方いらっしゃいませんか・・?
人の為
今日は10月10日。前は体育の日だったのに、外は雨が落ちてきた。
気温も上がりそうにないので、こんな日は特に冷えないように気をつけたいですね。
この仕事をしていてよかったなあと思うのは、
ご縁のあった方々の辛さや痛みや不安が解消されてお役に立てたかなあと感じる時。
人様のお力になれるってうれしいものである。
でも、いつもこの言葉を胸に刻むようにしている。
世の為人の為・・・・なんてものは偽りになるような気がして。
少しでも人様のお役に立てたとしたら、それが自分の悦びに繋がるのであって。そんなふうに自分が生きている実感をもちたくて、鍼を持つのだと思う。
連休の方もそうでない方も、お待ちしています。
椎間板ヘルニアのその後
9月のツルシン通信で記した、椎間板ヘルニアで通院されているSさまのその後。
初来院から10日経ち、会社に出勤開始。
2週間を越える頃から夜間の痛みが消えてきて。実はこの頃からある悩みが出現していた。
「実は・・・旅行の予定があるのです。初めの頃の状態ではキャンセルするつもりでいたんですが、このところの感じだと迷いがでてきて・・・・」
初めの様な痛みだとあきらめがつくのでしょうが、悩むくらいの微妙な感じになったものだから。ギリギリまで結論を引っ張っていた。3週目になろうとする頃から負担の少ない運動を開始してもらって、さらに昨日の台風でやむなく駅まで歩いたが、イケソウ・・・・!自信になったようで。
本日朝一でみえて
「明日から、行けそうです。行ってきます!」
う~ん、よかったよかった。
台風一過。空と同じく、いい気持ちである。
台風
台風18号。外は雨風ともに強くなっています。被害が最小限ですみますように。
台風が来るときまって思い出すことがある。
小学生だった頃の、台風の夜。今日のような風と雨に不安で寝むることができず、2階の窓から荒れ狂う空を恐々のぞいていた。
そんなワタシの目に入ってきた信じられない光景。
当時飼っていた犬(コマ)が、必死に踏ん張っている・・・!鎖を結わえ付けた犬小屋が風で飛ばされ、脇の増水した川に落ちそう・・・・。ぎゃ~~~コマっ!!今助けてあげるぅ!!
恐怖に震えたコマのことを、今でも台風のたびに思い出す。
雨音はきらいじゃないのだが、強い風が苦手なのは、きっとあの頃からなのかもしれない。
ひっそりと、台風が過ぎるのを待つとしよう。