東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

備忘録が

夏を忘れさせるような空模様です。
庭の水やりをしないで済むのは嬉しいですし、夜も暑さにめげることなく快眠できるのはありがたいです。

昨日電話が鳴って
「今日、やってるんだね!空いてる?腰が痛くって朝起きられなかったよ。」
月に2回は定期的にいらしている〇さまからでした。70代男性。
「嗚呼助かったよ。出かける用事があるから腰痛のままだと困っちゃう。お盆なのに、センセィ休まないんだね。俺助かっちゃったけど。」
この度の痛みを探りながら、
(こんなような姿勢で本を読んだりしませんでした?)
「・・・やった。その格好でタブレットやってた。見られていたみたいだね、俺。」
お孫さんがご来訪中なのはうかがっておりましたから
(このところ涼しいですし、いつもより疲労もたまっているんじゃないですか?この箇所の炎症だと思いますから、そこへ消炎を目的の鍼をしますね。)
終えられて
「俺さ、去年もこの時期やってるんだよね。その時も鍼で助けてもらった。歩けなくなって杖ついてここまで来たんだよな。ほんと助かるよ。人助けしてるからさ、センセにもきっとイイコトあるよ☆」
そういえば去年の同じ時期にそんなことがありましたね。
ブログネタにさせてもらった記憶もあって、探しました。これですね。
去年の様子をカルテで確認しましたら、今回の箇所と去年の箇所は別でした。
そうお話しましたら、「そっかあ、違うのかぁ。でも今度のコンサートに無事に行ければ、それでいいsmiley。」
”助かったょ”を連呼してくださる〇さまの背中に、”ありがとうございます”を言いながらお見送りしました。

鍼灸を仕事とする中で感じる日々の思いや出来事を、備忘録として記しておりますが。
見直すと新鮮だったりじんわりしたりして、生きた証になっちゃってます。。。

 

東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ