手放せません
好んで使うお灸。
灸頭鍼用に使うには、やや贅沢な品質の艾（もぐさ）。
一気に燃えるのでなくじわ～っと、
熱の伝わり方もやわらかく、
繊維が細やかなので、まず落ちません。
年間を通じて、消費率が高いです。
お値段も、これまた逸品です。ですが、手放せません。
「嗚呼、良い香りですね。」
初めての方も、何度もお運びいただいている方も
治療室に残る艾の香りを、愛おしんでくださっているようです。
上質な艾の残り香は、ツルシンも自信を持って”嗅いでください～～”と言えます。
新しい部屋になってから2年ちょっと。
白かった珪藻土はセピア色になりましたが、
それでもこの艾を手放すことはできません。
隙をみて
2年前に一度だけご来院くださった○さま。
「クビがひきつる。」が主訴でした、記録をみると。
日頃からご自身で身体を動かすことが出来ていた方でした、積極的に。
ですから、その後ご予約が入らなかったことには
（ちょっとのきっかけで、リカバリーしやすい状態だったと考えていいのかしら・・・・）
こちらの都合の良いように解釈していました。
そして、先日約2年ぶりにご来院。
「来たかったのですが・・・来られませんでした。」
最近大仕事を終えられたことは存じ上げておりましたので、
（お疲れになりましたね。）
「はい。今日も”空き有”を見つけ駆け込みました。また隙をみて、参ります。」
日頃の鍛錬でリカバリー能力ばっちり！の、○さまのようなパワフルウーマンでも参る時はあるんですね。
鍼灸がきっかけになって復調していただけたら。
梅雨らしく、体調不良な方が増えています。
伸びた髪をカットに行く感覚で、
”そういえば鍼灸あったよね！”ってくらい軽い気持ちで。
久しぶりの方のご来院もお待ちしております。
労いの言葉
「やっと終わったわ～～」
お住まいのリフォーム、終えられた喜びをしみじみ語られる○さま。
ご家族と喧嘩しながらの改築期間は、別々に来院されるご夫妻がそれぞれのもやもやを話されていました。
（お疲れ様でした。大変でしたものね。）
「そ！でも、ホテルのトイレみたいになった空間は、快適だわ～～。」
いろいろ耐えられた甲斐があったようですね。
「用を済ますとお水が勝手に流れるっていう状態だったんだけどね。
うちの人が”落ち着かないっ！”って言って、手動に切り替えてたわ。
入るとひとりでに蓋が開くのも、却下。年寄りには向かないのね。
でも、私は長年の夢がかなって大満足。ずっと居たいくらいだもの。
喧嘩しながら大変なエネルギーだったけど、よかったわ今やれて。」
改修期間中より、ちょっとコリがユルんだような・・・・そんな気がする○さまのカラダを確かめながら、よかったですねとお背中を労いました。
この季節です
昨日の高湿度ぶりは凄かったです。
電車移動でしたが、駅の階段の昇り降りではぁはぁ・・・。
衰えている感イッパイで、夜のウオーキングはむきになって距離を延ばしていた私って・・・・。
さて、昨日は手伝いをさせていただいている講習会。今年度の初日。
これからこの道に入ろうとする女性たちと、絡む機会がありました。
新鮮であり、なんとなくほろ苦くもあり。
私にとってもいい刺激になった気がしています。
差し入れにいただいたキビ団子ならぬキビ大福。
鞄の中に入れたはずのコレをゴソゴソ探していたら
「キビ団子貰って家来になりましたよ～～」こんな声も横から聞こえ。
（サルよね？）ウッキッキーって思いつつ、やっと見つけ出し。
それにしても・・・今年もこの季節なんだなあとしみじみしていたら
「これからしばらくは、同じ顔ぶれで毎週会うことになるね」と、同じような思いであろう方の声。
家族とより、会話してるかもしれません・・・・。
さて、6月後半戦でございます。
カラダにオイシイ
蒸しているようです、外は。
（暑いそうですね、外は。）なんて言いますと
「そうですよ。あ、また外に出てないんですね。」半ばあきれられております。
その意味じゃ、箱入りですから！
手が空くと、せっせと手を動かします。
冷房が活躍する時期になる方が、もぐさの消費が激しいです。
お団子みたいですから、美味しそうですねってよく言われます。
美味しくはないでしょうが身体にはオイシイです、きっと。
みなさま良い週末を！
雨の日にお目にかかかる
「こんにちは。」
（そろそろおみえになる頃かと、思っていました。）
雨の日にご来院する確率が高いなあと感じていた○さま。
カルテをみて、なるほど1年だ！
○さまは、傘やレインブーツのイメージなのです。
「クビが・・・限界です。」
（○さん、やっぱり6月ですね。去年も一昨年も。雨模様に○さんを思い出しておりました。）
「主人に”ほんとにそろそろ通年行くようにしたら？”って言われました。」
（まあでも、○さんの場合は一度いらっしゃると持ち直しますからねぇ！こういうケアでもイケルってことで。まだお若いから！）
「いえいえ、大台に乗りました。」
いつもお若くて綺麗な○さまも、いつの間に！
そうですか、お年頃になられていましたか！
苦手な時期というモノが、どなたにもおありな気がいたします。
また次回は来年のアジサイの咲く頃でしょうか。
外の雨が止んで、ちょっと明るくなってきました。
毎日更新
曇っていますが、心地良い気候です。
梅雨入りはしたのでしょうか。
ツルシン通信は、しがない鍼灸師の独り言として発信しております。
とにかく止まってしまってはヨドムから・・・・と、毎日更新をするようになったのが2008年後半からです。
その時々に感じた事や想いや願いを残してきました。
探したい記事があって1年前の6月の通信を覗きました。
オープンにできないことをオブラートで包んでいるとはいえ、私の中では全部の記事が鮮明に蘇ります。あたりまえですが。
肝心の探した記事は見つけられませんでしたが、す～っと流して読んだ去年の6月のものがとっても面白かったデス。
小さな治療室での出来事は毎日同じように過ぎて退屈なようでいて、実は変化にとんだ日々だったりしています。
「鍼灸院を探すとき、そこがどんなところか、どんなヒトがするのか。人となりが一番知りたいのです。来る側の人間は、大場さんという人のヒトトナリがわかるものを一生懸命探そうとしますから、通信の意義は大きいんですよ。」
以前、○さまがこんなことをおっしゃっていました。
振り返って読んでみると、実は自分が一番楽しめている感があって申し訳なくも思うのですが。それはともかく、
今後ともツルシン通信をよろしくお願いします。 ぺこり。
信じられないけど
このところ月に一度のペースでいらしている○さん。
かれこれ15年ほどお付き合いをさせてもらっている友人。
彼女は結構な頭痛もちで。
「でも鍼ってコワいじゃない～～」そう言って避けていました、私を。と言いますか、鍼灸治療を。
「マッサージだけして～～」
（鍼の方がイイと思うんだけど・・・・）
「だってぇ・・・こわいんだもん」
こんな繰り返しでしたが、寝違えた時や頭が痛い時に
「鍼の方がイイのかしら・・・？だったら、我慢するぅ。」
こんなやり取りを経て、現在に至っています。
先日の○さまの話
「えらいでしょ？私。月一のペースを守っているわ。」
（ね。最初の頃は、鍼を目の敵にしてましたけどね。）
「だってさあ、こわかったもん。でも、頭痛の時とか薬を飲んでじっとしてても前はダメだったけど、この頃は早めに来れば大丈夫になってきている。」
今日は「クビ痛いの～～。あとふくらはぎがつってたみたい、夜。朝起きたら痛くて気付いたの。」
そんなことをおっしゃりながらいらして。
「この後、仕事が入っちゃって。」
（痛いまま行くんじゃ、かわいそうね。）
終えて。（じゃあ、張り切ってお仕事にいらして！）
「うん！・・・あれ、クビ痛くなくなってる～～」
起き上がりながら言ってました。
本当に、○さんが鍼灸治療を受けてくれているなんて。
前から思うと、信じられません。。。
胡麻大福
昨日、胡麻大福をいただきました。
↓こちらのものだそうです。
http://www.syounosuke.net/
粒餡なのがまず嬉しくて、そしてお味も好きな甘さです。
ゴマ大福って、初めていただきました。
”食べたら、燃やす！”を心がけているので、昨夜はりきってウオーキングを開始。
しかし出て間もなく雨が降り出しましたので、あえなく帰宅。
食べた分を燃やすことが出来ませんでした。
○さま、餡子が身になってしまった気がします・・・・。
美味しかったので凹まず、今夜燃やせるようにいたします。
にちよう
昨日の日曜は、よく働きました。
ワンをお風呂に入れて
浴室の大掃除をして
ワンを獣医さんに連れて行き
ワンのおやつを作って
長めの散歩をして。
ほぼ、ワンのための一日でした。
可愛がっていたミニトマトも、赤くなりました。
いい日曜でした。