東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

まごの手と紙袋

随分前に初めて来院くださった○さま。
「インターネットをみてお電話しています。」と、事前のお電話がございました。
「当方60代男性です。」駆使なさってますね。昨今の60代って、すごいかも。
そしてご来院された○さま。
施術に入る前にお話を伺っておりましたら、スクッとお立ちになりお持ちになっていた紙袋に手を入れられました。
「痛い個所を、正確に指し示したかったもので。」とおっしゃって。
紙袋から出てきたものは、まごの手でした。
ちょっと驚きました。指し示すためのものを持参でいらした方は、初めてでしたから。
ピンポイントで「此処なんです!」と肩甲間部にまごの手の部分を当てられて、○さまご満悦のご様子です。
大きめの紙袋をお持ちだなあと思いましたが、大きさがないとまごの手が飛び出しますものね。
腕がお痛みだったり肩が凝りやすかったりすると、重たい鞄を避ける方が増えるそうです。
革の鞄は重いからねえ~~。昔は平気だったけど、段々と軽い鞄を持つようになるのよ。・・・と言う台詞はよく聞いておりましたから、なるほど。。
結局あの日一度だけ鍼灸治療をさせていただきましたが、その後のご様子はわかりません。
少しでも改善の方向を向けたようでしたらいいのですが。
○さまはまぎれもなく私の印象に強く残り、忘れられない患者さんになるだろうと思います。

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