生活の質を
昨年の9月に神経根症状を訴えて来院したSさま。腰椎MRI検査においてL4/5,L5/S1 における椎間板ヘルニアと診断された。
VAS(visual analogue scale)視覚アナログ尺度:(痛みを0~10としてどれくらいの苦痛があるかを示すもの) において,10や8・・・を指しておられたが、頑張って間をあけずに鍼灸治療を行った。
来院から1週間。「朝は痛いが日中5くらいになった」
来院から25日目。「3・・・くらいですね」この頃には腰椎に負担のかからないメニューで、休んでいたジムにも行かれ始めた。
来院から5,6週目になると「日常の生活には問題ありません。2といったところでしょうか」
この頃にはサーフィンを再開なさっていた。
数値に表すことで、指標になる。
寒さと多忙が続き「またちょっとシビレが出てきました・・・・」
こんなふうにおっしゃって師走にみえた。
年が明けて年末年始いかがでしたか?と訊ねると
「サーフィンに行き、翌日その次とゴルフを。さすがに、調子悪いです×××」連日ですね。
う~ん・・・。寒さは堪えると思いますよ・・・。けど、足を引きずっていた頃を思えば、これだけアクティブに動けるって、ねえ・・・・!。頷きあった。
長い期間の安静は筋力低下を招きます。状況をみながらではありますが、苦痛を取り除き、したいことが出来る、質を低下させない生活をサポートできる、そんなお手伝いができるようであれたらいいなあと思う。