”久方ぶりにご来院”の方が続きました。
何年も経っていて、
容姿も変わっておられるし
マスク姿ですし、
以前のカルテを出して眺めても、記憶が怪しいことも少なくありません。
だけれど、
お身体を拝見していると以前のご様子が浮かんでくるのです。
そうそう、こういうお腹の硬さだったとか
指の形がこういう方だったとか
背中の色合いがこうだったなあとか・・・
懐かしい方が見えて、そんな記憶を手繰り寄せながら鍼を進める。
お顔や服装やご職業などよりも、そんな記憶が鮮明なこと。
鍼灸師あるあるなんだろうなあと。