お忘れ
朝の時間にお約束の〇さま。ちょっとだけ人生の先輩、女性。
定刻になってもおみえになりません。
遅刻はほとんどない方なので、繋がっているSNSで問い合わせてみる。
(おはようございます。待ちぼうけしておりますが・・・)
「あ!コロッと忘れてたっ。パンこねだしちゃった~~。画面が真っ白・・・。」
やはり、お忘れだった。
強力粉を飛び散らせるタイミングだったようで、ゴメンナサイ。
改めて日時変更のやり取りをする。
〇さまのパン作りは本格的で、こねるのもご自身でやられるそうです。
スバラシイ。
昨日、味噌の在庫が尽きたので久しぶりに寄ったスーパー。
強力粉も欲しくてそのコーナーを覗きましたが、カラでした。
パン作り、自粛の時期の流行りでしょうか。
〇さまは頻繁に粉をこねているらしいので、買い置きには抜かりないんだろうなあ・・。
夢で良かった
このところのどんよりな、空気。
気持ちが重い日が続いているからだろうか。
夢見の悪さは毎度の事なのだけれど、今朝方の夢は過去最高級に恐ろしいものだった。
『回覧板の件でご近所を訪ねたワタシ。なぜかとてつもなく広い池が出没し、そこに居るであろう鯉にエサをあげてと渡されたパン。横着してあまりちぎらずにばらまいていたら、手から放たれたパンが大量の米粒になり。急に空が真っ暗になるほどの鳥が集まってきて。これがただの鳥でなく超凶暴なヤツら。他にも居た沢山の散歩中ワン達が、凶暴鳥たちに・・・。ギャー!嵐のような轟音が続いた。静まって恐る恐る目を開けて見たその惨状に、更にギャーッ!!』
自分の悲鳴で目が覚めて、しばし動悸が止まず。
鳥がコワい私には、とてつもない光景だった・・・。まだコワイ。
目覚めのいい夢で迎える朝が、早く来て欲しい・・・。
それにしても・・・夢で良かったぁ。
つよさ
こもると
月に数回おみえになる〇さま、70代後半男性。
ベッドに近づき着替えようとしてフラッと。
(〇さん、ひょっとして籠ってます?筋力落ちているのでは?)
「そうだよ。いつもしている散歩もこのところ休んじゃっている。世間に出るのが、こわい。」
人込みでなく、外を歩くことは続けましょうよ。
いつも元気に外に出ている方が籠ってしまうと、足腰が弱ります。
ここは冷静に、外に出て日に当たって。
「此処からの帰りは目が良く見えるんだよ。この前はそれだけじゃなくて頭がス~ッとしてね。鍼のおかげだよ。」
此処に来る以外でも、どうぞ外に出てくださいね。
どうか不用意にコワがらないで、正しく恐れましょう。
いまは
今日は晴れ。
風が強いようだが、お日様が出ているだけ気持ちがあがる。
桜も散り出しているようで。
ご来院になる方のお洋服についた花びらが床にヒラッと落ちて、ああこの季節だったんだなあと。
このところの光景。
ドラックストア開店前の行列がスゴイ。
マスク姿。(目を引く布地の手作りマスクも。)
デリバリサービスの自転車が増えたなあ。
スーパーでも棚が空き空きらしい。
〇さま、「私たちもマスク姿で接客しています。お化粧は薄~くでいいから全然減らなくて、これは嬉しい。」
どれくらい経ったら平常に戻るだろう。
自身の免疫力を落とさないように、
楽しいことを考えて、笑って、
十分な睡眠と腸内環境を整える食事をして。
耐える、時・・・ですね。