しもやけ
朝から雨です。
雨の中をご来院の〇さま、60代女性。
ご紹介でおみえになってから丸2年が経過しておりました。
初診時”どこもかしこも痛い。特に両膝がツライ。”そんな主訴でした。
身体全体がとにかく冷たく、特に下肢の冷えが顕著でした。
四肢の爪の色は手も足も紫色に近く、下肢は治療後もなかなか温かさを取り戻してくれません。2回/月の鍼灸施術でご本人の主訴がやや落ち着いた頃。冬の寒い時期でした。お仕事中に”突然腰を伸ばすことも曲げることも出来なくなった”と、ほぼ抱えられるようにして来院されました。”随分動けるようになったから、思い起こすと無理をしたかも・・・。”整形外科で処方された痛み止めを飲むも、寝ることもままならず。その月は1回/週の間隔で通ってもらいました。再び落ち着きを取り戻し、”無理は禁物。自分の状態を知って動かないといけないわね。”現在は1回/月のペースでメンテナンス鍼灸を続けてくださっています。
改めて、四肢の爪の色を拝見しながら(手も足も、お爪の色が良くなっていますね。)と申し上げましたら
「毎年手にも足にもしもやけが出来ていたんだけど。今年は平気なのよ。前よりあちこちが随分と楽になっている気がするわ。旅行先でもへばらないで歩けたし。」
今年最後の鍼灸を終えられて。
(年末年始、ほどほどにお動きくださいね。)
”じっとしているのが苦手”といつも仰っている〇さまに、今年の〆の挨拶をさせていただきました。