東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

ウルル

〇さま、1年とちょっとぶりにご来院。70代女性。
お入りになってすぐ
「お元気になられた?」とお気遣いいただく。一瞬戸惑った私に
「去年来た時に”この後ちょっとだけ入院しますので休みます。今日いらしてもらって良かったです”って言ってたからどうなさったかと心配してました。お元気そうでよかったわ。元気でいてもらわないと、辛い時やってもらえなくて困っちゃうもの。」
気にかけてくださっていたんだなあと、ウルッとしました。

そしてこの度は
「口を開けて食べるのがツラくなったんですよ。」とのこと。
顎関節に支障がある状態とは違うようで。全身を使ってなさっている日常の動作ですっかり頭から頸、背中の筋肉が疲労しているご様子。表、裏と鍼を進めておりますと。ご自身で口の開閉をして確かめておられます。その度に「ああ、さっきよりいいみたい。」「開くのが楽になっているわ。」
最後にベッドに座っていただき私も様子を確認させてもらいます。
気になる箇所に、付けて帰ってもらう鍼を置いて終了。
お辛い時にこんなふうに思い出していただけるって、やはりうれしいです。

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