自覚は無し
梅雨らしい空。
〇さま、アラカン。男性。
ご家族のご紹介でおみえになってから、もうすぐ3年になろうとしています。
「めまいがして救急で病院を受診。特に問題個所ないと言われた。」
めまいは一過性だったようで、その後は出ていないとのこと。
とてもご多忙ならしく後頚部から背中にかけての凝りが非常に強くていらっしゃいますが、ご本人的には全く自覚は無いとのこと。
鍼灸の経験は無く、「痛いのは、嫌だなあ」を身体と言葉で表しておられました。
やや赤ら顔で足は水っぽく浮腫んでいます。血圧やや低め。
ちくっとした刺激ですが、今の〇さまには必要な手技であることをご納得いただいて施術開始。
2カ月で4回鍼灸をさせていただきました。
他覚的にはかなり身体のコリが解消されてきたようですが、初めから自覚症状のない〇さまにとっては「そうですか?違ってきましたか?」と、やや力が抜けるご返答。
その後もお忙しい時間の隙間を作って、継続くださっています。。
ご本人曰く「月に一度は何とか伺いたい思って!」だそうです。
”月に一度”・・・は、なかなかハードルが高いようですが。
「相変わらず凝りの自覚は無いのだけど、年齢的にも手入れをしなきゃいけないかなと思っているから。空いちゃうと家族に”行ってよ”って言われるしね。」
奥様のご指導で増加傾向にあった体重も落とされ、益々イイ感じになられています。