親族って
先日帰省した際、母方の従姉妹とその娘さんと会うことができた。
従姉妹のお姉ちゃんは昔と変わらなくて、年齢を感じさせないところが凄いなあといつも感心してしまう。母がぼんやりし始めた頃、私を見てこのお姉ちゃんの名前を呼んでいたっけ。従姉妹だけあってちょっとは似ているんだろうか。
その娘さんと、じっくり話が出来たのは初めてだったかも。大人になってから昔の話をするとなかなか面白く。
持参していたタブレットで懐かしい写真を披露していた時に彼女が言っていた言葉が、やけに印象に残ったので記しておこうと思う。
「この時のことは小さすぎてよく覚えて無いなあ。でもおねーちゃんとは実家で会ってるよね。多分私小学生だったと思うけど、ちょうど私の目の高さにおねーちゃんの太腿があってね。なんておっきいんだろ、太いんだろ・・・って、めっちゃ驚いて。その場面をいまだにしっかり覚えてるよ。ほんっとにびっくりしたわ。」
そう、彼女とは葬儀で会いました。高校生だった私、人生でMAXな太腿だったはずで。そりゃあ、小学生から見たら”なんだこの生き物!”だったんだろうなぁと状況を想像して、しばし笑いが止まりませんでした。
この写真はまだ私の太腿が成長する前のものだけど、既にこの時から私に向いた彼女の目線が意味深で笑えます。
親族っていいなあ・・・
この歳になったからでしょうか、余計に感じます。