東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

書いていいよと

やはり、この方のことを書かないことには。

〇サマ、この地に転居する前からのご縁です。
初めて鍼をさせていただいたのが、30代だったようです!
なんとなんとのアラフォーですよ!〇サマ。
年に一度位、「腰が・・・だめ・・。」とご来院くださっていました。
去年は4月に、そして今年はつい先日いらしたのですが
この度はいつもの腰痛ではありませんでした。
「腰じゃないのよ。肩。肩が挙がらないの。挙がらないだけじゃなくて後ろにも前にもほとんど動かない。何これ。膝も痛いし。もう嫌。」
着替えていただき、拝見した後、仰向けから初めて。
うつぶせになってもらいましょうと、体位を変えてもらうべくお願いをしました。
「はいはい、うつぶせね。・・・ってか、痛いんですけど。腕をつくとイタ~~い。ほら、どうやっても痛いってば。」
”イタイ”を連呼なさいますが、〇さまにかかっては痛そうではない笑顔。こぼれる笑い。つられて笑ってしまいます。ごめんなさい。
「その姿勢まで、いけない…ふっふっふ。あれれ、なんでできないの!あはは、なにこれ。オーバさん、これ書いていいわよブログに。フフフ。」
30代だった〇さまは50代になられていても、可愛らしさは全く色褪せず。
つられてこちらもウフフって。
(ではまた再度上向きに)
「ハイハイ。・・・ん?あれれ腕つけても痛くないじゃん。なんで?フフフ。」
箸が転がっても可笑しい10代に、負けてないデスね。
最後に、ご自分でしていただく運動を。
「運動・・・嫌いなのよぉ。何処に行ってもやれって言われるけど、痛いんだも~~ん。痛いから動かせないのにぃ。」
(痛くなく、できることですから。やってくださいね。)
「あら。うん。これなら出来る!」
1年半ぶりに再会した〇さまのほころぶ笑顔を思い出して、ひとりでクスッと。
書いていいよと言われたので、記させていただきました。
 

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