東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

耳をすまして

雨は止んでおりますが、やや肌寒いようです。

「肩の凝りが強くなってきて。」
○さま今年になって初めてのご来院です。
(昨年の暮れ以来でした。)
「え~~っ!そんなに空いちゃってましたかっ?」
(でも、これくらいの状態で思い出していただいたので、良かったのではないですか?アブナイ季節ですから。)
「そうなんです。今頃でしたもんね。あの状態がまだしっかり脳裏に焼き付いているので、この度も”早めに鍼行っとこ”って。」
ちょうど2年前の5月でしたね、頭痛と吐き気があってその後に腕のしびれとめまいがでてしまったのは。
検査の結果、心配された血管のつまりなどはなく安堵したのでした。
ひと月ほどで症状がおさまりましたが、お仕事が多忙で無理をなさるとアブナイ感じになるのだそうで。
ご自身でも身体からの信号をキャッチできるようになられたようで、そんなときは早めに予約のお電話がございます。
カルテをみると昨年もGW明けにいらしていますから、若葉が芽吹く新緑のこの時期は○さまにとっての要注意期間なのですね。
苦手な季節を自覚なさっている方もなさっていない方も、身体からの声に耳をすませる余裕はもちたいものですね。

 
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感動

昨日は、湯島聖堂で行われた”鍼灸祭”に参加しておりました。
厳かに執り行われる神事。
身が引き締まる気持ちがいたします。
引き続いて行われた御講演。
これがまた、素晴らしかったです。
ご著書にずうずうしくもサインをお願いいたしましたら、
いやなお顔ひとつなさらずに。
それどころか、大変ご丁重なメッセージをお書きくださいました。
強く、感動してしまいまして
「家宝にいたします。」心の中で申し上げました。
恥ずかしいので声には出せませんでしたから。

新緑の一日。
そんな、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。。
この時代に生きることが出来て、よかったです。

 

 
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うふふ

年に一度、春に行くようにしていた検診。
この春はなんだかバタバタしていて、すっかり抜けていました。
やはり翌年の約束を、してから帰らないといけませんね、私のようなものは。
若い時には多少の無理が効いていて、
しかし年齢を重ねてくると、そんな無理も効かなくなってくる時期があり。
”これじゃあいけない!”と、自分の身体のメンテナンスをしっかりしてもらうようになりました。
もちろん、鍼灸で。
5年以上経っている今の方が、あの頃よりも体調が良いように感じるから・・・すごいです。
数年前にあったものが、年々小さくなって。
今回の検診では、どうやら消えてしまっていたようです。
ひと回り以上年下の従姉妹に言わせると、
「おねーちゃん、ヨーカイだね・・・」だそうです。
最高の誉め言葉ですわ、これ。

 

 
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鍼灸って

「以前に鍼灸治療は受けたことがります。」
うちには初めてご来院になられた○さま。40代男性。
訴えておられた不調を改善すべく、
(このような箇所に、こんな感じの刺激をあたえていきたいと思います。)
こうお話しして初めての治療を終えました。
「鍼灸っていろんなやり方があるんですね。」
(そうですね。施術者の数だけあると言ってもおおげさじゃないと思います。どの施術者も同じ目的に向かっていると思うのですが、手段が違うということでしょうね。)
「前のところではあまり説明はしてくれませんでした。どんなことがおこっているのか、知りたかったのですが聞けませんでした。」
再びご来院なさった○さま、
「まだ少し痺れというか嫌な感じは残っていますが、グレードが全然違います。」
変化があったご様子ですので、今後さらなる改善がなされるようにご一緒にがんばりましょう。
 

 
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すごしやすい

日差しはもの凄いことになっていますが、風も入ります。
治療室も、一年で一番すごしやすい季節になりました。
すごしやすい場所に移ってきたワン。
「ここから先は、ダメよ。」
私の仕事中は、扉の向こうに居ることが多くなりました。
風を入れたくて扉を開けて作業していたのですが、
ダメって言われた先には脚を踏み入れないようです。

20150514

床板と・・・・同化してませんか?

 
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あって当たり前と

今日は30度まで上がるとの予報でしたが、どうやら本当にそのようです。
まだ5月中旬ですのに・・・。

先日の散歩は、珍しいコースを選んでみたのですが。
僅かの間に、とても街が変貌していて驚きました。
そして同業の看板の多いこと多いこと。
ふと、以前○さまからお聞きした言葉を思い出しました。
「ずっとお世話になっていた理髪店が、閉めることになったんだよね。
ショックでさあ。
あって当たり前と思っていたものが無くなってしまうって、かなしいものだね。
新しいお店を探すのってストレスだし、エネルギー使うんだよね・・・。」
”久しぶりに来てみたら、なくなっててさ。”
こんな話にならないように、したいものだと。
 

 
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怠ることなく

「雨で工事が中断しました。この合間に来ました、鍼に。」
約ひと月の予定で始められたご自宅の補修工事が、雨に振り回されてここまでずれ込んでしまったと嘆く○さま。
気疲れのご様子がよくわかる首や背中です。職人さんがいつもいる状態って、お疲れになりますよね。お察しします。
「雨にも泣かされたけど工事が進む過程で見つかる新たな修繕箇所に・・・泣いてますわ。何十年も経っているんだから致し方のないことね。でもつくづく思うのは家も身体もメンテナンスを怠っちゃ駄目ってことね。」
「ってことで、身体のお手入れお願いしますね。」
修繕工事のゴールは見えてきた頃と思います。
あと少し・・・お踏ん張りください。

 

 
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新緑の中の衝撃

心地良い風が吹き、過ごしやすい季節です。
そんな中、昨日は2か所の勉強会に行っておりました。
1か所目では知人に会えるかなと期待していましたが、残念ながらいらしてなかったご様子。
ご一緒できたら、また新緑の中おにぎりを頬張りながら近況報告が出来るなあと、実はこの講習会は毎年楽しみにしているのです。
紫外線を気にしつつする会話がこの時期の決まりごとだったのですが、そういえばこの数年お目にかかれずにいます。どうされているかなあ・・・。
早目に戻った昼休み、耳に入ってきた会話がすごかったです。
「やあやあ久しぶり。元気にしているかい?」
「どうもお久しぶりです。ええなんとかやってます。」
お二方とも、だいぶ先輩の鍼灸師の先生方です。
「いつみても変わらないねえ。いくつになったのかね?」
「93になりました。」
「そんな御歳でしたか!ボクは88だけど、先輩っ!?」
”え!!??”
思わず交わされている会話の方を、身体ごと向いてしまいました!
いやあ~~衝撃でした。
生涯現役・・・・って言いますが、自分の未来をイメージしてみるものの
あんなに現役色を出せるわけないよね・・・・と、ひたすら衝撃を受けておりました。
今年の新緑において、この衝撃の右に出る出来事はない気がしております。

 

 
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人生最後の

世田谷ナンバーの車をよく目にするようになりました。

「人生最後の車にしたいから。」
お車好きの○さまがそう言われてステキな2シーターを買われて、どれくらい経ったでしょう。
「NEWモデルが出ちゃってね。」
(それは、お買いにならないと。)
「ふふふ。納車がこの日だよ。」
さすが○さま、そうこなくっちゃ。
「今度こそ最後の車にするよ。」とおっしゃいましたが、あと2・3台はいけますね。
輝ける70代。
今度の2シーターは世田谷ナンバーですね。
3000㌔を何年で走られたのか、今度お聞きしようと思います。
○さまのご納車の日が、私まで楽しみです。
ウチはまだしばらくこのままのナンバープレートです。

 

 
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ハリはハリでも

今日も日差しは夏・・・・。

クリエイティブなお仕事をなさっている○さま。久々のご来院。
指先がカラフルでおしゃれです。
(マニュキュアはご自身で?)
「違いますよ~~。私、器用じゃないからぁ。」
(そうですか?だってお仕事が芸術系じゃないですか!)
「不器用だもん。」
(同じく。)
「お裁縫とか、出来そうじゃないですか!」
(いやいや、ムリですソレ。)
「おんなじハリなのに~~。」
運針とか・・・・している自分を想像して、ブルブルブル~~!
「この鍼の方が難しそうなのに・・・・」
(同じハリですのにね。ハリはハリでも大違いです、はい。)
ってな会話で、二人で笑いあってしまいまして。
○さまが平常の呼吸に戻るまで、時間がかかってしまいました。
 

 
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