暑さともぐさと
今日の東京は小さい傘マーク。
やや涼しくなりそうですが、このところの暑さには皆さんふぅふぅなご様子でした。
暑くなると艾(もぐさ)の減りが加速します。
「暑いのに、なぜ温める艾の減りが早いんですか?」よく聞かれます。
暑くなってくると冷房も入ります。
薄着になります。
靴下もはかない場合が多いですね。
暑くなってくると、冷えている方が増えるのです。
脚が冷えていいことはまるでありません。
むくみの原因になったり
腰痛の原因になったり。
弦巻鍼灸院では灸頭鍼をよく使いますが、この熱は冷えを自覚されている方はもちろん、ほとんどの方に好評です。
この時期に多く見受けられる、皮膚が湿った感じの人が鍼後にはサラサラッと。
(これってやっぱり素晴らしいなぁ・・・・・。)←心の声。
したいと思っている変化が着実に出る灸頭鍼の効果を、施術後の皮膚を観察しながら実感してにんまりの私です。
そして今日も、作っても作ってもどんどん消費する艾をせっせと丸め続けております。
探すとき
ご通勤の帰りに寄ってくださる○さま。
先日のご来院の際には
「電車が停まっています。ちょっと遅れます・・・。」
そして無事にご到着。
(ご近所じゃないから、大変よね。駅からもちょっとあるから。遠くまでありがとう。)
「駅からの距離は正直あまり気になりません。鍼灸院を探そうと思って、結構調べたんですよ私。」
(へえ。)興味津々。
「まず家と職場の間にあること。
どういう人がやってくれるのか、顔が見えること。
あとはHPが生きていること。」
なるほどね。
ちょっと距離がある方が、いらっしゃる方にとっても実は良いのかと思う時があるのです。
もし実際にいらしてみて”ここは違うかも”ということになった時など、
ご近所過ぎるとなんとなくぎこちなくなるのかなあ・・・などと思ってみたり。
○さまは4年目になります。
初めの症状が取れてからは月に一度、駅から歩いてくださいます。
いい感じに身体の変化があらわれてくれた、おひとりです。
鍼の後は
鍼を終えられて帰ろうとする○さまを見送りながら、”あれ??”。
そうなんです、身軽すぎです。
カゴを覗きましたら、帽子やサングラス、手に持っておられた封筒まで入っています。
(なんだかいらした時とご様子が違うなあと思ったら、やはり沢山のお忘れ物です。)
「あ(^^;) ぜ~んぶ忘れてる。生きているのさえ忘れそうだった・・・・。」
つい先日も別のお方が
「指輪を忘れたから、預かっといて~。」
帰られてすぐに、こんなメールを送信して来ました。
そんな高価なものを預かれませんょ・・・とカゴから床まで一生懸命探していましたが、ありません。
しばらくどうしたものかとたたずんでおりましたら、
「ごめんごめん。あったよ~~バッグに!」
治療の後はほわんとなりますから、お忘れ物にご注意くださいませ。
久しぶりに鍼を受けると
○さまがお久しぶりにご来院くださいました。
途中、鍼を受けられながら
「なつかし~い ヒビキだわ・・・♪。」 ”SWEET MEMORIES”調に♪
懐かしんでくださっています。
(聖子ちゃんですね。)同年代なので、聖子ちゃん。
「ほんとに、久しぶりの鍼で嬉しいなあ。」
久しぶりに鍼をすると、口ずさみたくなるのでしょうか。
○さまとは、随分長いお付き合いになります。
初来院の日付をみましたら、2002年でした。
「子どもさん、いくつになった?」
(髭が生えちゃってますよ。)
「チビッコの頃の面白い話が印象的だったから、そんなにおっきくなっているなんて考えられないね。」
お互いアブラがのってきましたし、
人生後半戦、がんばりましょう。
ママさん達
「おみやげ~~」
知人の○さまご来院。
ゥㇷㇷ。嬉しいお土産を頂戴しました。
(治療は2ヶ月ちょっと空いていたのですね。)
別件で会う機会があったので、こんなに空いているとは思いませんでした。
「あ~~~スッキリしたぁ・・・。次は夏の休みの前には来たいんだけどね。・・・・前回も同じようなことを言っていた記憶があるけど××。」
(カラダが、あとひとつ欲しいですね。)
「ほんと!」
「夏休みが始まっちゃうよ~~」って泣いていたママもおりました。
世のママさんたち、ご自身のことは後回しになりがちですが。
元気なママでいる方が、お子達もヨロコブのではないかと。
○さま、お野菜ありがとうございました。私はこれをいただいてパワー回復させることにいたします。
サンキュ
暑くなってきたというのに、製氷が出来なくなった我が家の冷蔵庫。
ある日突然やってくるんですよね、このての事は。
買ってからそんなに経っていない気がしていたのだけど、12年経過の事実。わぉ。
22万円で買ったらしい。高っ!!
明らかに保証期間は過ぎていたので、やや覚悟しながら修理の依頼をした。おそるおそる。
いらしてくださったのはなんと女性。
こういう修理で女性の方には初めてお目にかかりましたわ。
結果、部品交換で済みました。うれしい。
冷蔵庫、買い替え時ですって言われなくて良かった・・・・・。
電化製品が壊れる時期って重なる気がしているので、
何とか踏ん張ってくれた冷蔵庫に、サンキュ。
今日は一日中、いらっしゃる方みなさんが、「暑い暑い」と・・・・。
ですよね。(私は一歩も出てませんのでわかりませんが。)
返る視線が・・・ヒヤリ。すみません。
やっと日差しも緩んできたようです。
ご迷惑を
ある日、電話での会話。
「本日、まだ空きはありますか?」
(11時と2時と5時が空いております。)
「う~~んどうしましょう。11時で・・・。」
(11時にお待ちしております。)
そして11時にお待ちしておりましたが、いらっしゃらず・・・・。
不安なまま夕刻を迎えた私でした。
その日の4時半をまわった頃、入り口が開きました。
(え?・・・・11時にお待ちしていたのですが。)
「え?17時じゃなかったですか?」
”じゅういちじ”と言ったつもりの私。
”じゅうしちじ”とお聞きになった○さま。
嗚呼、申し訳ございません。
この場合”じゅうななじ”と、申し上げるべきだったでしょうか。
メールでのご予約も増えております。
残る形が安全なのかもしれません。
○さま、ご迷惑をおかけしました。
いってらっしゃいませ
手術を控えた○さま、ご来院。
「よかった、今日来られて。」
(いよいよですね。)
「どうしても入院の前に来たかったのです。鍼の後は身体が緩んでよく寝られるから。」
(頑張ってきてくださいね。)
「頑張るのは私じゃなくて、執刀してくださる先生ですから。」
そんなふうに言っておられましたが、大事な日を控えてのご来院はいいご選択だと思います。
免疫力をあげて、自己防衛力も高めて、リラックスして。
万全の状態でその日を迎えられるように。
「また来ます~~。」
○さま、お帰り待っております。
いってらっしゃいませ!
時が経っても
この場所に伺うときは、いつの年も暑くなります。
それでもしばし静寂の中にいると暑さも忘れて、心が落ち着きます。
○さま40代女性。
約2年ぶりで2度目のご来院。
(前回の後は如何でしたか?)
「非常にだるさをおぼえました。でも確かにその後で楽になったと記憶しています。」
(今回はどんな感じでしょう。)
「とにかく頸が辛いです。こうなってくると耳鳴りがでてきます。」
なるほど。拝見すると頸椎の上部が、他覚的にも凝りが強くなっております。
お久しぶりの方でしたので初めカルテを出してみても思い出せませんでしたが、お身体を拝見したら
(ああこの身体の方、前にいらしたわ。)
ちゃんと手が覚えておりました。
あっという間に年月は経ちますが、お時間が空いても思い出していただけるって嬉しいですね。