ヒカル センス
陶芸家の方の個展。
日常に使いたくなる器が、素敵に並んでいた。
中央に活けられた梅花空木(ばいかうつぎ)。もちろん作品ですね、花器は。
「庭にあったのを、活けたのよ。」
さりげなく仰るが、センスがないと、こうはいきません。おお、ここにもお花が。
坂戸のギャラリーで5月4日まで、開催されてます。
アート&カフェ ギャラリー ”れ・ぼぬう” にて。
昭和の日
本日祝日。
4月29日と言えば、昭和天皇の誕生日!とのイメージ。
みどりの日になって、今では昭和の日というんですね・・・。
”昭和の人間”としては昭和がどんどん遠くにいく気が・・・。
実はこの日、私の中でもちょっとした特別の日で。
私の母が、嫁いだ日なのだとか。
半世紀近く前になるその日、花嫁姿の母はなんと山深い嫁ぎ先に初めて行ったのだそうで。
ハイヤーに乗って兄や姉に送られて曲がりくねった道を行きながら、ゲエゲェしていたのだとか。
乗り物酔いが、半端なかったのよね、昔から。
ましてやそのイデタチで、不安を掻き立てられる道中。
大人になってから聞いたその話に、心底同情したっけ。
翌日、実家に戻る風習があって、実家に帰った母
「もう、行かない~~~」「頼むから置いてくれ~~」
みんなになだめられて、再び恐怖の峠を上ったのだそうだ。
そのまま、母が峠を上ることを拒否したら、私の存在は間違いなくなかったわけで。
そんなことを思いながら、昭和の日、開院しています。
設置しました
先日雨が激しく降った時に、玄関の軒下がもう少し必要だなあと感じていて。
さっそく設置しました、オーニング。
雨除けにもなるし、もちろん日除けにも。
これで豪雨がきても大丈夫!
地味だけど。
(久しくおみえでなかった方を案じていたが、再びおみえになって安心したんですよ。
年齢も年齢だったので、心配していたんです。)・・・・という話を、○さまとしていた。
○さまがおっしゃった言葉
「その方は、日ごろのお手入れが功を奏したのよね。
こういう治療って、地味じゃない?外で美味しいものを食べるとか、身を着飾るようなことと違って。綺麗な着物を着たいとか、綺麗な宝石をつけたいとか、そういう欲はもうどこかにおいてきたわ。
どっかが切れたから縫うとか、どこかが痛いから痛いのをとめるとか、そういう治療じゃないのよね、ここでしてもらっているのって。
その方はこういう地道なお手入れを日頃頑張ってしていたから、甦れたのよ、きっと!
治療を受けに通うのも楽じゃないけど、その人の話は励みになるわ。私もお手入れを続けるわ、地味だけど。」
*地味*の連呼に、やや苦笑しつつも、ものすご~~く感激した私。
私がお伝えしたかった想いが、ここまで○さまに伝わっていただけていたとは・・・。
地味だけど光り輝けるもので、ありたいと思う。
助手席
ある朝、どうにも肩が凝っている。
なぜだ・・・。
あれだ!
思い浮かんだのは前日の助手席。
運転免許を取得したばかりの子の練習に付き合って、乗った助手席でこわばっていた私。
別段コワイ運転なんじゃないのだけど、むしろ超がつくくらい安全運転なんだけど。
それでも、やっぱり歯医者さんの椅子に座ったくらい、こわばる~~。
キープレフトが、忠実!
電柱に、ミラー擦りませんか!?
そんな狭い道に、進入していいんですか!?
以前同じような経験をされたと、○さまがおっしゃっていたが。
なるほど。。。本当でした。
そうはいっても、乗らなきゃ慣れないだろうし。
もうしばらくは、がちがちの助手席が必要なんだろうなぁ・・・。
お灸。。
先日、初めてご来院の○さま。
「お灸をしてほしいのです。」ご要望は、これだった。
開院当初からお灸を好んで使用してきたせいだろうか、実はこのようなお声も多かったりする。
ちょっと前だけど「こちらはお灸の専門なんですよね?」なんて聞かれたこともありましたっけ。
弦巻鍼灸院・・・・といったイメージが、私の知らないところで出来ているのかも。
○さまの訴えは、
「春になって暖かくなったはずなのに、寒い。私だけ寒がっている。冷え冷えするのです。」
こちらでは、選んだツボに極々小さくひねったもぐさを置き、手早く火をつけていく。
「通わないと、いけませんか?」と、やや不安気にお聞きになる。
ご自宅で、ご自身で、ご家族のご協力で、続けていただくことが大事なことの説明と、続けていただけるような工夫もお話しする。
(油性のペンで印をつけておきます。もぐさも手軽にできるものをお分けしますので、とにかくなさってみてください。どうしても少しずつずれてきますので、少し経ったら見せにお寄りください。)
この○さま、実は翌日にいらした。
「このツボで大丈夫ですか?」
(はいこの感じでいいですよ。薄くなったので、濃いめに印をしておきます。身体の変化はいかがですか?)
「ええ。なんだか、イイみたいなんです・・・。あまり、寒くない。」
そのあとはまだおみえでないので、このところの寒さにも対処できたかしら…と思っている。
鍼灸院にこまめに通うことは、楽ではないことも事実。
○さまのようにご自身でしていく養生は、人任せでない自己参加型で価値がある。
自分でお灸ができる・・・この安心感も、なかなか大きいようだ。
ホッとするらしい
先週末はとにかく冷え込んだので、週があけた昨日の月曜は
「調子が、悪いです~~」こんな声が多かった。
(同じように訴える方が、今日は多いですよ。)と申し上げると、
「そうなんですかっ!なんだかホッとしますね、自分だけじゃないって。」
気圧や気温に揺さぶられた方、連休も控えてますから早目に体調を戻されてはいかがでしょう。
さて、クレマチスが、今年も咲いてくれた。
やはり今年も放任主義が、功を奏してくれたようで。
つぼみをつけてくれるといい席に座らせるので、この子たちも毎年必死である。
そんな姿が、いとおしい・・・。
花より
沢山咲いてくれている桜。
週末の寒さにもうお手上げだったので、なおのこと桜が嬉しい。
しかし・・・・出てきた葉・・・・。
桜餅しか浮かばないんだなあ~~。花より団子なのよね、いつまでたっても。
極狭P
ある日、所用で久しぶりに出かけた高○屋。
朝一で行けたので、駐車場いいとこ空いてました。
バックモニターでばっちり停めた私。カンペキ!
その直後、右横にいれられた熟年のご夫婦らしき方々。
その方たちがお出になるのを、待っていた私。
助手席のご婦人、「狭いわ狭いわ」の連呼。
お出になろうとしているが苦戦している。
聞こえないふりをしてうつむく私。 コン。
も一回、 コン。。。
あれ~~当たってますよ~~・・・。
でも小心者なので、当たっていると言えない。ご本人気付かないわけがないので、私が気付いてないと踏んでいるのだろう。
でも・・・・当たってます!って言えない。
やっと、車から脱出なさったオバサマ。
私が出ようとしていると後部から「狭いわよ。狭いわよ。ほんっとに狭いんだから。」と言い続けている。
オバサマにご心配いただいたけど、白のセダンにあたることなく出ました!不満気の視線を背中に感じつつ・・・・。
ここの駐車場は本当に極狭である。
後日この話をしたら○さまが
「何も言わなかったの!?私だったら怒鳴るわよ。」
(みなさんあそこの駐車場では苦労されてますよね。いい場所ほど狭いですから。)
「何処に行っても、駐車する場所はしっかり吟味するわ私なら。あなたも気を付けた方がいいわよ!」
はい、○さま。
手をつないでお店に向かうお二人の後ろ姿を思い出して、(嗚呼私やっぱり言えない・・・)って感じてしまったのだが。
極狭Pでの、ちょっとした珍事だった。
モッテいる…?
今朝は治療室もひんやり。
まだファンヒーターは、片付けられないようである。
ここでは、日常の何気ない話題をつづっていることが多いのだが
先日○さまとの会話で、リコール車の話題になり。
(納車の時期などを考えると、微妙なんですよね・・・・。怖くて確かめられないでいるんです。)と、愛車の車種がリコール対象車になったというニュースについて溜息が出ていた。
「そうですね、微妙な時期ですね。でも、オオバサンは、”モッテル”から!きっと大丈夫ですよ。」
(持ってる?)
「前に書いていた2月22日の2が続いた話や、意外なところで意外な人に会った話なんかを読みましたが、そんなことって普通はないですよ!オオバさんは、持ってるんです!」
○さまが励ましてくださるから、背中を押されるように調べました、リコール対象車の車体番号を。
下三桁の3百数番違いで、セーフ~~~。
モッテいるんだろうか、ワタシ。。。。