東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

河童

夏休みの方も多いようなので、もう少し昔話を。

山村部で育った私の夏休み。
近くに(2~300メートル程だろうか)川があった。
泳ぎではなく、水遊びをしに毎日通った。
今じゃ考えられないが、家で水着に着替えて浮き輪を腰にサンダルで川までキ—-ンと駆けていった。”Drスランプアラレちゃん”なイメージかな。
大人はいなかったように思うが、ワタシのようなものがいると年長者が
「唇が紫だからびゃっこあがれ!」ちゃんと下の者の面倒を見てくれていた。
ワイワイ大人数で遊んでいるときはそうでもないが、ちょっぴりさみしい人数で心細く遊んでいると河童に足を触られた。石についた水草に、つるっと足を取られたんだと思うけど・・・・じぐなし(臆病者の意)なものだから、河童に足さわられだ~~~と飛んで帰ったっけ。
血相変えて赤い水着で道路を走る姿は、滑稽だったろうな・・・・。
きっとそんな姿を見ていた近所のおじさんおばさんは、結構楽しい日常だったんじゃないかと。
そして、そんな日々を送れた自分はなんて幸せだったんだろうと。
故郷へ向かう道路はどこも混雑している様子だが、どなたさまも懐かしの地までお気をつけて。

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