東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

干支一回り

桜満開宣言。今日は寒の戻りのようですが、花の持ちは良いでしょうね。いい季節を迎えました。

先日、なんと12年ぶりにご来院くださった方がおられました。干支が一回りしていることになりますが、〇さまのことはしっかり覚えております。
「2か月ほど前から肩に違和感があった。そのまま過ごしていたが、急に左の肩が動かなり、強烈な痛みを伴っている。整形外科を受診して石灰沈着性の肩関節周囲炎と言われている。痛み止めをもらい通院もしているが痛みが止む気配がない。どんな体位で寝ようとしても痛みで寝られない。」
〇さま、当時50代で働き盛りでした。
熱感はありませんでしたが左肩関節の動きは全くできない状態で、同側の肘部がやや赤く浮腫みがみられました。
消炎目的の鍼灸をさせていただき、三角巾で吊ってもらいました。
7日後に再来院。
「あの後3日ほどで痛みが大分減ました。」
外転、屈曲共に90度まで動きが可能になっていました。
更に7日後。
まだ肩関節前面部に圧痛はあるものの
「また動く範囲がひろがってきた感じです。」
180度近くまできました。
初診から20日後。
「日常生活に支障ないまでになりました。左を下にして寝られてます。」
計4回の施術で、終了させていただきました。
初めのお痛みがかなりつらそうで、とても印象深い症例でしたので12年前のことですがよく覚えておりました。
この度は別の主訴でのご来院ですが、弦鍼の事を思い出していただけて光栄です。

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