思わぬ
陽が差したかと思えば急に雨が降ったり。
”女心と秋の空”・・・(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
〇さま60代男性。
定期的に鍼灸治療を受けてくださいだしてから、この冬で1年半になります。
元々の主訴は膝痛でしたが、内科にて糖尿病と診断されているそうです。
投薬もされていますが、数値が下がらないと嘆いておられました。
その〇さまが先日ボソッと仰るには・・・
「数値がさあ、いいんだよ。HbA1cが。甘いものが好きで、大福なんかペロッといっちゃう。甘いものも我慢なんかしていない。運動は変わらずやっているけど前よりは少ないくらい。以前と変化があったことって言えば鍼灸をちゃんと続けていることだけ。だから、やっぱりこれだろう？下がった理由はさ。」
運動は確かにずっとしておられて。お若い頃よりはやや運動量が落ちたくらいでしょうか。
しかし他になさったことは鍼灸治療だけということで、やはりそういうことなんでしょうね。
膝の方も正座が出来るようになったとおっしゃっていましたし。
「だからさ、続けるよ。」
鍼灸治療で、”思わぬ産物”ってところでしょうか。
ですがそもそも鍼灸治療ってご自身の偏った状態を本来の状態に戻すことを目的としておりますので。
膝痛が無くなってからも続けていただくといいことがありそうですね、さらに。
誠に勝手ながら明日と明後日（11/6,7）はお休みとさせていただきます。
ご迷惑をお掛けいたします。 ペコリ。
キラキラな
予報よりも早く降ってきた雨。
冷たい雨らしく、ご来院になる方の手がキンキンに冷えています。
日曜に開院しておりますと、いつも以上に平均年齢が下がるようです。
部活に励んでいる中学生。
2回目です。
（前回は夏の大会の前に腰が不調でいらしてくれたのだけど。あの後、どうでしたか？）
「はい、すご～く楽になりました。鍼も思っていたより痛くなかったし。」
鍼灸治療との最初の出会いが苦いものにならなかったようで、まずは良かった。
試験期間中なのだそうで勉強も頑張らなくちゃ！な時だけど、その後は試合に向けてまた一直線で練習に励むことになるんでしょうね。
若くってかわいくって、全部がキラキラしますね中学生！
（将来どんなことしたいの？）なんて聞いてみたら
「ん～～・・・どうかなあ・・・」
そうだよね。自分も中学生くらいの時って、イメージできるのはせいぜいひと月、一年後くらいだったものなあ・・・と。
試験も試合も、がんばってね。
術友
文化の日。祝日です。
だからでしょうか、いつもの土曜より静かです。
〇さま、五十路の女性。一緒です。
「ホントに早いわね。もう11月！」
（今年は濃い年になりましたからねお互い。）
〇さまと私は今年、同じように入院して手術を受けました。
いわゆる術友なのです。ジュツトモ。
病院での生活を”こうだったのよ、そちらはどうでした？”吐露しながら、
共感しあったり、ソレ笑える～～だったり。
”長かったよね”
”でも振り返るとあっという間で、遠い話に感じるし”
”この後の生き方考えるわよね”
などなど。感じるものも近くて。
そして同じように元の生活に戻してきています、多方面で。
”じゃ、お互い無理しないでいきましょ♪”
幾年か経った頃
”あの年はあんなだったわよね～～”と笑い話にしましょうね、
平成最後の2018年を。
お嫁に
あんなに青々と茂っていたミョウガの葉が、朽ちてきました。
これらを片付けていると、秋から冬に向かっていると実感します。
「ウチのミョウガがね、この夏に3個！初めて生ったわ♪。」
昨日みえた〇さまが嬉しそうに仰って。
実は〇さま宅に植えられたミョウガは此処からお嫁に行ったコでして。初めの年は全く生らなかったそうですが、この夏は頑張ったようですね。ちゃんと根付いてくれたようで私も嬉しいです。
（他にもお嫁に行ったんですよ、うちのミョウガ。そこでも生ってくれているといいなあ。）
「あらら、凄いわね！ミョウガの本家って訳ね。分家のミョウガもフキも元気よ～～♪」
〇さまも土をいじると気持ちが落ち着くって言っておられました。
お若いおばあちゃまで、沢山のご趣味とお孫ちゃまのヘルプで
「毎日がどうしてこうもあっという間なのかしら！オーバさんのところももうちょっと早く来るつもりだったんだけど・・・。私この前いつ来たっけ？」
（10月はまるっきり空きましたね。でも、動けているってことで何よりです。）
「此処の帰りはいつも骨抜きになった感じでフニャフニャなの。でもスーパーに寄って帰らなきゃ！」
フニャフニャになられて買い物をしているお姿を、いつかのぞき見してみたい衝動に。
〇さまは今回も、ガチガチのお背中なのにお元気でした。
ウチからお嫁に行ったコたちを、これからもどうぞよろしく。
****明日明後日（11/3,4）の土日は開院しております****
うわぁ柿だ
「ウチの柿です。よかったら食べて。」
〇さまが脚立を使って取られたという柿を頂戴しました。
（ありがとうございます。果物の中でも柿が一番好きかもしれません。）干支の血が騒ぐのかしら。
「そぅ？そりゃよかった。硬いのと柔らかいのどっちが好きなの？」
（勿論カリッコリッいただく硬いのが好きです。ウチの家人は、その真逆で。柔らか～～いのがお好みなので毎年毎年柔らかくなるのをじっと待っているらしいですが、”柔らかくなる前に全部無くなっちゃう(;´Д｀)！”って。これも我が家の秋の恒例行事です。）
ワタシの好物の柿がいつまでもあると思わないでもらいたい。というか、食べ物の好みが違うということはこういう悲劇を生むってことですね。家人の温な性格を知る人はご納得かと。。
柿は活性酸素を除去して老化防止効果が期待できる成分を含んでいるそうで。アルコール分解酵素を含んでいて二日酔いにもお勧めなのだとか。幸い今はアルコールからは遠ざかっていますけど。
とはいえ柿は寒の食物です。好きだけど身体を冷やし過ぎないように節度を持っていただくことにします。