
近況に
今年は早々に新しい手帳を使い始めました。毎年のことですが使い初めに家族の誕生日や命日を。
 記しているとそれぞれの顔が思い浮かんで、ちょっと嬉しい時間です。
初めてご来院くださってから1年半が経つ〇さま。30代男性。
 「何処が痛いとか苦しいとかではないのですが、梅雨時になると大概体調を崩します。そんな状態を脱したく。鍼灸は両親からも勧められていたので来てみました。」
 1回/月のペースで通院くださって、
 「今年は梅雨時だというのに体調がいいみたいです。」
 こんな感想をくださっていました。
 そして昨年のこの季節、ご転居されました。ご慶事での転居でした。
 なんだか息子を送り出すような心境でした、はい。
 その〇さまが!今年の梅雨時に再来院されました。
 「この度は頸と腰とが辛いです。」
 (遠い所をわざわざ来てくださったのね!)
 ”息子が実家に帰ってきたら、こんな感じかしら・・・”なんて思いながら。
 とてもお幸せそうで、それが何よりもよかったなあ。
 母・・いやもうこれ、婆の心境ね。
 距離はあれども交通機関さえ選べば案外近いようで、またつい先日おみえになり近況をご報告くださいました。
 お幸せの輪がどんどんと大きくなっているご様子で、一緒に自然と笑顔に。
 〇さま、遠路ありがとうございました。









