身内の
大雨の被害。
先々月に訪れた地名も目にして、心が痛みます。
自然の猛威に、なすすべもありません。
「明日がどうなるかわからないから、今を目一杯!そんな気持ち。」
こう言っていた方がおられました。頷いてしまいました。
家人が腰痛で動くのもままならなくなり。
初めのうちは”大袈裟なんだから、相変わらず!”と言ってましたが、なんだか本当っぽく。
動く度に、悲痛の声が漏れるので。
こうなりますと、鍼を持たざるを得ません。
する側も受ける側も、家族だと容赦在りません。
(我慢してよね。)
「そこじゃなくてこっちなんだけど痛いの。」
翌日
(どお?)
「だめ。」
更に翌日
(まだ駄目?)
「痛いんだよ。」
朝から夜まで、患者と化した家人の動きをず~~っと観察する日々でした。
1週間で、なんとか。しかし身内の治療ってやりにくい。
でも手法をイロイロ試すことができましたので、よかったかも。。
ことばよりも
昨日の夜は本格的な雨で、さすがに外には出られませんでした。
ほぼ続けている歩きができなかったせいでしょうか、朝の体重計にぎょっとして。
おかしいなあ…摂取カロリーだって抑えたのになあ。。。
「急激に温度が上がったり、朝方には冷え込んだりしていました。寝冷えをしたようで2週間ほど前から風邪の症状が出ていましたが。とにかく長く不調さが取れません。こんな時って、行っていいですか?」
初めていらしてくれた時には20代だった〇さまも、気付けば30代になっていました。
「このところ忙しかったんですよね。仕上げなきゃいけないものの締め切りも近いですし、外で話す機会も多く。声はかすれるしほんっとに参りました。電話で家族に参ったよコールをしたら、”鍼行きなさい”って言われて。この場面で鍼の選択肢は無かったんですよね~~自分では。」
お目にかかったことはありませんが、〇さまのお母さま流石です。
頸に背中が、言葉よりもこちらに訴えかけています。
7月いっぱいは息が抜けない状態らしいですので、乗り切れられますように。
思い出して
近所を散歩していると、見知った方をお見掛けすることが多いです。
”あ・・・頸が痛かった人だ。”お名前まで思い出しました。Sさまはお気づきになられませんでしたが、華奢な頸から背中が浮かびました。もう10年以上前にご来院の方でしたが・・・。手こずった症例だったからでしょうか。
そしてもうひとかた。
春に2年ぶりにご来院なさった〇さま。
以前に出た困りごと。すっかり良くなられていたそうですが、
再び「あれ?」と思い
「早めがいいと思って来ました。」と。数回いらっしゃいました。
「すっかり、また良いんです!でも、定期的に伺った方がいいんですよね!?なかなか時間が取れなくて。」
”お忙しいですものね。お時間取れる時に!”
「困ったときだけ伺ってすみません。」
困られたときに思い出していただけるって、なかなか嬉しいものです。
家電
今日は暑そうです!
これは買って大正解だった!と、目にする度に思うものがありまして。
除湿機。
この時期は1階の寝室でず~~と稼働しています。たまる水がちゃぽんちゃぽんで、驚愕。
湿度がないだけで、夜はそのまま熟睡できます。
クローゼットの中まで頑張って除湿してくれて、洋服やカバンのカビを見ることがないことを祈っています。
今、我が家では危なげな電化製品が並んでいます。
修理の連鎖が起こりませんように。
そもそも年代物ばかりですので、修理をお願いするよりも家電量販店に走ることの方が正解なものばかり。
本格的な暑さが来る前にそんな電化製品に”もうちょっと頑張ってね”と語りかける日々です。