東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

高齢者なんて

仕事始めの日。
定期的におみえになっている〇さまからのお電話。
「本日から始まっているようですが、入れますか?ワタシじゃないんですけど。70超えてますけど鍼、大丈夫でしょうか・・・。」
そしておみえになったのは、〇さまに付き添われた、お母さま。
「年末から動きっぱなしで。立ちっぱなしでお節を作っていました。腰が、もう限界だなあと思いつつもこれを済ませてから・・・と、やはり横になるどころか座ることもできないまま年を越しました。元旦になって、あれ?本当に腰がダメみたい・・・となり、三が日寝ていました。と言いますか立てなかった。」
傍らにおられた〇さまが「娘がしないものだから・・・。」肩をすくめていらっしゃいます。
(頼りになるお母さまで素晴らしいですね。私も甘えたくなります。)
拝見させていただきましたら。
どの動きでも痛いが、反りが全くできない。はじめは腰の真ん中辺だけだったけど膝やら腿やらまで痛みが波及している。寝ていて動かさなくても痛い。左側の腰部と臀部に大きな湿布薬が3枚貼ってありました。
「あらごめんなさい、湿布張ったままで。剥がしてくださ~い。」
貼られてある湿布薬で、お痛みの出ている個所を確認できます。
腰という大雑把な名称の、おそらくはこのあたりの問題でしょうという辺りを狙い、ほかの外せない部も含めて治療穴を定めて鍼を留めていきました。
終えられて「ああ背中が随分軽くなったみたい。足も、普通に運べる。」
翌日「だいぶ楽になりましたぁ。」
5キロくらいの道のりを、ご自身の運転でご来院なさいました。
やはり高齢者なんて、お呼びできないくらいお元気です・・・。すばらしいデス。
 

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