時間がかかりましたが。
脊柱管狭窄症と診断を受けられた○さま、80代女性。
「立っているのがつらい。
左足がずっとしびれている。
後ろも前も横も。痺れと痛みが混ざっている。
整形外科の先生からは手術をすすめられたが、避けたい。」
こういっておみえになったのが、去年の12月。
(筋肉などの問題でなくて、背骨、いわゆる身体の柱の部分の問題なので。
お時間はかかると思います。
しかしながら、鍼灸で症状が治まる例は多数あります。)
ご近所の方でなかったが年を挟んで、週に1度のペースで通ってくださった。
めざましい成果を上げられないままひと月。
2か月を過ぎた頃、後面と側面の痛みを訴えられる。
前面の症状が、やや気にならなくなったようで。
その後2週間に一度程度の通院になり、
先日おみえになった際
「そういえば、最初の頃を思うと大分いいみたい。」
初めの頃は”台所に立っているのが辛くて、無理”だったそうだけど、
”この頃は一品二品作れているわ。”
○さまの場合は腰椎の広範囲で問題が起こっていたようで、足の症状もほぼ全域でおつらかったようだ。
お好きなものをご自身で調理できるということは、満足度からみても生活の質をかなり上げることができると思う。
なかなかすぐに成果が出ずにご本人もご心配なさったと思うが、やっと・・・・な気がしている。