夏の思い出
夏休みを終えてご来院の方が多い。
「夏が・・・・・終わっちゃいました~~かなし~~。」
(いい夏でしたか?)
「そういわれれば、いい夏だったんですけど。。でも、さみしい。」
夏の初めに足の骨折をした○さまも、ご来院。
(お!ギブスが外れましたね。)
「一応ね。松葉づえはもう少し使わなきゃならないけど。」
(散々な、夏だったですね。)
「まあね・・・。でも暑い盛りに家から出なかったから、夏を過ごした気がしない。良かったのか、悪かったのか×××。」
いろんな夏が、あったみたい。
今朝も涼しい朝だけど、もう少し残暑もあるだろう。
みなさんがお過ごしになったそれぞれの思い出を、もう少しお聞きできそうだ。
オランダせんべいとかりんとう
先日Lさんが持ってきてくれたお土産その2。
あきたこまちや稲庭うどんだけじゃない、秋田のお土産の品。
在宅ながらもネットでさくさくっと何処の名産も手に入る昨今だけど、一緒に連れて帰ってきてくれたと思うと感じるものも格別だったりする。
今日は青空が広がってきそう。こんなおやつをいただきながら、がんばっていこうっと!
初心に
昨日はやっと時間が取れたので関越を走り、叔父叔母のところへ。
持参したベッドと鍼用具一式を広げて、立派な治療室。
日曜の朝の静寂を、ベッドの周りの声、声、声がやぶっていただろう。
ご近所の皆さまスミマセン。
「あゝ、楽になった。。。」
この仕事をしていて、一番うれしい瞬間。
ベッドから降りるときに笑顔になってもらえる、このヨロコビのためにワタシの日々があるのだと改めて感じた。
(アレ?私が鍼をさせてもらうのって初めてだっけ?)というワタシに
叔父が「前に一度だけお前に鍼をしてもらったことがあるぞ。」
記憶をたどると、ああ・・・・あったねえ。
まだまだ腕がアヤシカッタころじゃなかろうか・・・。冷や汗。
最近はこの仕事のしんどさを感じていたのだが、昨日の時間は初心にかえって自分を見直せたように感じた。いい時間だった。
眼力
「女性の魅力は眼力(メヂカラ)で決まるんです!」力説する○さま。
そうなんですかぁ??まつ毛、足りな気味のワタシ、下がるトーン。
「まつ毛の養毛剤あるんですよ!」
どこで買ったらいいんですかぁ?と、のらりくらりなワタシの元に
○さま購入してきてくださった。
「ふっさふさにして、眼力あげてくださいね!」
(ㇷㇷㇷ・・・・・。ツルシンのイメージまで変わりそ。。。。)
無精者のワタシだけど、しばらくは朝晩つけてみようかと。ちょっと、わくわく。
身近に
この夏で、初めて来院なさってから丸4年になる○さま。月一のペースで来院くださっている。
いつもご多用な様子なのに、なんというか、いつも飄々としておられる。
人の上に立つ方には、我々のような下々の者には縁のないご苦労も多いのだとお察ししているのだが、心の持ちように強さとたくましさを感じる。
本来お持ちになっているのかとも思うが、やはりその方の生き様というもので成熟されるのだろうなあ。
鍼灸治療は約1時間、1対1で向き合う。
何気ない会話の中にも治療の手引きになることが出てくることも多い。
ながいお付き合いになると”いつもと違う・・・”些細な変化もみえる場合が多い。
身近に鍼灸院をおいていただけたら・・・そんなふうに思う。
琉球ガラス
「行商のオバチャンだよ、これ。」と、にぎやかに来院されたLサン。
移動治療で顔見知りの○さんと、ちびっ子2人もご一緒。
ふふふ、どっちのお子さんも判で押したようで・・・。
”行商の”っておっしゃるのも頷けるほどいっぱい抱えてくれている。遠慮を知らないワタシ、お野菜や卵もしっかりお願いしてたから。重たいものをありがとう!
そんなLさんの手のひらから出てきたとびっきり小さな、これ!真ん中の2個!!
「なぜにフクロウ?」とおっしゃる○さまに
「フクロウ集めてるからね。」とLさん。
沖縄帰りだぁ!琉球ガラスだぁ! 旅先で、気に掛けていただけて。感涙デス。