小鯵のマリネ
ひと手間かけたお料理が美味しいのはわかっている。
食材の買出しに行ったとき、どれくらい自分が元気かによってカゴに入れるものも違ってくる。
先日の買出しのときは比較的元気だったようで。小鯵を2パックも買ってきてしまっている。
ああ・・・しょうがないなあ・・・処理しなきゃ・・・そんな思いで、昨日は空いた時間にアジと格闘。
内臓やゼイゴを落とすのに疲労困憊。それでも水気を切り下味をつけて。ここまでくるとやれやれ。
粉をまぶして空揚げにするのはいい音がするので楽しいし。
たまねぎとセロリがたっぷり入ったマリネ液にジュワジュワ~~ッと入れる頃には、気乗りがしなかった初めの気持ちはどこへやら。
手間がかかっているものほど姿を消すのは早い・・・・・。あっという間にきれいになっちゃった。
アジの命を、大事に美味しくいただいた。
いただきますとごちそうさまほど人がシアワセな顔で発する言葉はないと思う。