刺激のさじ加減
☆さま、50代女性。
「背中の張りが、もう随分前からあって不快。肩の凝り感と胃の不快感もある。」
これまでの検査で異状はなし。鍼灸院にもかかっていたが、通院が難しくなった。
鍼灸の経験がある方でも、術者が違うと思いがけない反応が出ることがある。
☆さまの初回の治療は極弱めに行う。
2回目の来院時。「大きな変化はなかった。ただ、胃の重たい感じはあるものの、不快感が横にならずとも居られた。」・・・との訴えを受けて、刺激に変化をつけた鍼灸を。
そして先日3回目のご来院。「治療後にだるさがでたが、その後スッキリ。胃の不快感と重たさはあるが、以前からすると良い。」
「変化がない・・・」と感じられても、そこから刺激のさじ加減をしていきます。
鍼灸治療が初めての方も、これまでいろんな治療院を歩かれた方も、5回・・・せめて3回はお身体の変化をみさせていただきたい、そんなふうに思う。