惹かれる場所
もやが
今宵は十五夜。そして満月。
昨夜あたりも結構満ちていた月。
雲が無くスッキリ見えるといいなあ。
さてこのところ、ちょっと落ち込む事案があり、気持ちにもやがかかっていた。
後ろ向きな思考は良くない。
炊事をしていて考えられないようなミスをしたり。
”気持ちを切り替えないと”と思っていたところに知人から電話があり。
「スキー行こう!」
ずっと暑かった夏からようやく季節が移ってきたのを実感していたところだったので、スキーのお誘いはかなり嬉しかった。
滅入った時ほど、頭の中を楽しいことでいっぱいにしよう!
というわけで、もやが晴れた気がします!
懐かしい
暑さ、再到来。
10歳ほど年齢が下の〇さま、女性。
「BGMが懐かしすぎて、聴き入ってしまいましたぁ・・・」
今日は私が散歩のときに聴いてるのを流してみました。
「なるほど。良いテンポですね。ドリカムやプリプリ、それにサザン。中学生くらいの時かなぁ、よく聴いてました。」
レベッカは?
「う~~ん、それは無かったかな。」
そうなの?上京してきた頃よく聴いてたわ。
カラオケの十八番だったけど、今じゃ歌えないのよね。
声量落ちてるのを実感。——ここにも劣化が——
ちょっと昔の、昭和時代を語らいました。
稀有な
初めてご来院の〇さま、女性。
「看板を見て初めて知りました。近くにあったんですね・・・気が付かなかったんです。ただ失礼ですけど、凄~く渋い看板から、60過ぎのおじいさんがやっているんだろうなあって、ちょっと敬遠してました。なので来るまでにちょっと時間がかかりました。」
60過ぎ・・・ってあながち遠くないですが、そこは置いておいて・・・。
(ですが、ネットで情報はご覧になってからいらしたんですよね?)
「いいえ、全く!」きっぱりとおっしゃる。
それはまた稀有な方ですね・・・・。
長年辛い思いをなさっていたご様子なので、〇さまの症状がこの後どう変化していくか楽しみです。
お彼岸
明るいものに
治療室の照明。
自分自身が横になった時に眩しいのが嫌で、暖色系の電球色にした。
治療室を訪問くださった先輩の先生たちは
「これじゃあ暗いだろ」と口を揃えて仰ったが、
これは私なりのこだわりだった。
時が経ち、老眼鏡のお世話になって久しいが。
最近、先輩方の言われていたことが身に沁みる。
要するに自分が劣化したのだ。
LEDを使用しているので、まだ替えるのは早いかなと漠然と思っていたが。
それでもLEDの寿命を調べたら10年ほどと・・・。え?この照明にしてから10年を経過してますけど・・・じゃあ替えていい時期ですわね!
ということで、この度は昼白色相当の電球を選択。
横になった方には若干眩しさがあるかとも思われるけど、
手元が明るくなったぁ・・・。
こだわったものの、寄る年波には敵いませんでした。
知って
あめ。
以前通ってくださっていた〇さま。50代男性。
再び来院くださり、数か月経ちました。
加齢と共に体重が増えたということで、
両膝と踵の痛み、それに下腿の重だるさが主訴でした。
先日ご来院の際
「体調は良いです。足の不快さも大分無くなりました。明日はイベントで立ち仕事なので、その辺を重視してお願いします。」
鍼と灸を。
最後に手でほぐします。
「すごく心地いいです。」
マッサージは大きい手でされた方が気持ちいいですよね。ワタシの手は大きいですから!
「センセーの手が大きいのは、知ってます!」
ふふふ・・・なんだかウケて一緒に笑いました。
そうかあ、知ってるのね。
また。
何度やっても懲りないようで。
仕事中に肌身離さず使っている愛用の4色ボールペンを、
入れてしまいました洗濯機に。
インクは全て無残な状態に。
替えのインク、ストックがあって良かった。
これまでもいろんなものを洗濯機に入れてきたけど、意外に平気なのです。
随分前、
家人のUSBを、終了のピッピーが鳴るまでがっつり洗いましたが、
これも不思議と損傷しませんでした。
洗濯機が優秀なのか入れられたものが逞しいのか。
にしても、気を付けよう。
お早い
定期的におみえになっている〇さま、60代男性。
気付いたらご縁が出来て5年が経っていました。
「どこかが痛いとか、そういうものは無いです。花粉症はあります。」
初診時はこのようなお話でした。
「年間を通して鍼灸を受けているからでしょうか、春先の花粉症は随分楽になっています。トイレの近い感じも解消されてきたようで夜間頻繁に起きることも減ってます。」
運動も続けておられ、最近では禁酒の日も設けられ、身体もぐっと引き締まっておられました。
先月後半、いつものご予約の間隔よりも近い日時にご連絡があり。
約束の時間におみえになったのは杖を使用し、歩行に顔をゆがめている〇さま。
「やってしまいました。肉離れだと思います・・・・。」
走りこむスポーツで、ぺキッと音がしたと。
非常に落ち込んでおられます。
出来ることをして、あとはこんなふうに過ごしてくださいと申し上げ。
ちょうど3週目に再来院。普通に歩行できています。
「いや~~今回の事では、齢を実感しました。」
そう言われますが、回復お早いではないですか。
あまり臆病になることなく、これまでのように活動的な〇さまで居てください。