目標
来院の間隔が近くない〇さま。50代男性。
先日ご来院。
(今回は前回から2ヶ月しか空いていませんでした。すごいですね。)
「え・・・?自分では月に一度のペースで来る目標たててるんですけど。」
およそ1年前に初めておみえの際
「眼科疾患があって、経過観察の為に病院に通院している。他に身体のどこが痛いとかツラいとかは感じない。」
男性の割に手足の冷えが顕著で、顔の赤みが目立つ。
後頸部から背部にかけ結構な凝りがあるが、凝りの自覚症状は無いとのこと。
1年ほどの間に3度鍼灸施術をさせていただきました。
「眼科の方は少し改善しているそうです。」とのこと。
少しでも変化が出てきたようなので月一という目標を掲げられたのかなあと・・・心の中でそう思いました。
ピリッと
怖さ
阪神大震災から28年。
当時、とても年季の入った10階建てマンションの5階で暮らしていた。
報道で同じ高さの建物が真ん中の5階でくの字に倒れる映像を目にし、
高い建物がとにかく怖くなり。
それ以上住み続けることができなくなって、転居した。
その時期に兵庫県で中学生だったという方から話を聞いたが、
そんな私の怖さとは比べ物にならないほどの恐怖だっただろうと。
しかし日本人ってすごいよね・・・と頷き合う。
どれだけ大きな災害に見舞われても立ち上がる・・・
底知れぬ強さに感嘆の思い。
いつ、何処で被災するかわからない事を覚悟しつつ
しかし臆病ばかりで居らずに生きていかねば・・・と
改めて思う。
寒さに
冷たい雨。
しばらくぶりの雨は、嬉しくはあるのだが。
花芽を付けたミモザが、雨の重みにしんどそうにしている。
ガンバレ!
ご縁ができてから1年半程になる〇さま、40代女性。
初診時の主訴は
「鼻の奥の違和感。耳鼻科の先生の処では慢性上咽頭炎と言われているが、なかなか良くならない。」
初めの頃は月に数回、最近は月に1度の鍼灸施術を受けてくださっている。
行きつ戻りつの経過をたどりながら現在に至る。
その〇さまが先日仰っていた言葉。
「気付いたら寒さに随分強くなったようです、私。例年ならこの時期かなり着込んでも寒くて仕方なかったのですが、結構薄い着こなしでも平気なのです。変わってきたなあと。」
女性の微妙なこの時期、いい方向に向かうって大きいと思います。
め
休む時間
しばらく暖かいらしい。
年明けすぐに入院と手術の予定があると仰っていた〇さま、男性。
ご予約の電話が入り、ご来院。
予定よりお早いお帰りだったのでは?
「さっき退院したばかり。ダメージの少ない手術だったからね。」
なるほど。
「寝ているのも楽じゃなくて。腰が痛くなっちゃったゎ。」
いつもは頸肩の凝りを訴えておられる〇さまですが、
今回は通常とは違うお背中でした。
「時間があり過ぎるものだから色々考えるんだけど。正解は最後まで見えてこなかったよ。」
いつも走り回っておられる方にとっては、休養に苦痛も伴ったようです。
この後でなさりたいこと、みつかるといいですね。
干支の
ラストワン
昨年後半に入院なさっていた方が、久しぶりのご来院。
お元気になられて、安堵しました。
経過と現在の状況をお聞きし、
本日の鍼灸施術をさせていただきました。
お帰りの際に”どうぞ”と、ツルシンカレンダーをお渡ししましたら
「わ~~~まだあるんですか?今年のは、もう無理だと思ってました。」
”愛用くださっていると言っておられたので、取ってありました。
正真正銘ラストワンです。”
予想以上に喜んでくださって、ワタクシも嬉しいです~~!
自力で
昨日の続き。
今回のお山では珍しく、ホットココアとソフトクリームをそれぞれ手にして休憩タイムをとった。
そこで目にしたあるスキーヤー。
メットを被ったまま椅子に座ったその方、どう見ても80歳ほどの女性。
おおお~~~!凄いなあ。
連れに(ブルーのスキーウエアでメットを被ったあの方、幾つに見える?)
と聞いてみた。
「う~~ん、かなりなおばあちゃんだよね?」
(ね!)
「狙ってるでしょ?同じくらいまで、来たいと思ってるでしょ。」
逆に質問される。
そうね・・・。
自力で山まで来れるようであるうちは、滑りたいかなあ。
高望み、し過ぎだろうか。