東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

思い出す

今日は雨。
こんな日は鍼日和・・・と勝手に命名。

昨日”ギックリで救急車の話”を書きながら、思い出した話を。
不規則な周期でおみえになる〇さま、60代女性。
お話がとても楽しくて、いつも楽しく鍼の手をすすめさせてもらっている。
その〇さま談。
「うちの主人がね。何年も前になるんだけど、ギックリ腰で。全く動けなくなったの。まぁお父さんどうするのよ~~って私はなすすべ無し。伏したままの夫が救急車しかないだろって言うから呼んだわ。救急隊の方、さすがにプロね。この状態で階段をどうやって下りるだろうって興味津々で見ていたら、担架を立てて上手~に見事に下りたわ。でね、勿論私も同乗したんだけどさ。」
ここまで話され、〇さまに笑いが。
どうされたんです?
「私も慌ててたからね。なんせすっぴんでくつろいでいた時の話だから。救急車の到着早かったし、夫が階段下りる所も見なきゃならないし、化粧しなきゃ外行けないし、もうバッタバタ。病院に着いてあれこれ検査に付き添って散々ウロウロした後、やっと行ったトイレで鏡見てギャ!眉毛片方しか描いてなかったのよ・・・。」
え~~~っ!!
「痛がるお父さん横目に自分の慌てっぷりが可笑しくって、ずっと笑ってたわ。」
強烈な印象があったあのお話。いまだに時々思い出してニヤッとしちゃいます。

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