東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

やっと。

痛みや辛さの解消にかかる時間は、症状に応じて様々です。

40代男性。4月に紹介でご来院。
「20年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術をした。今回右足の痺れがツライ。左頸も痛い。」
前後屈ほぼ不可。SLR-。腱反射、知覚共N。
棘突起に圧をかけると右L4,5,S1で+。
頸の症状よりも腰の症状が顕著で、動きにも支障があったため腰部に重きを置いて施術。
4か月後の8月に再来院。
「腰も頸もヘルニアと診断を受けた。立位がツライ。座位は平気。」
手術をせずに乗り切れたら・・・との希望に沿うべく、
1回/週の施術を3か月継続。
「足のすねと腿の横がツライ。」
初めに左頸から胸にかけての痛みが楽になった模様だが、腰のヘルニアの方は症状が一進一退を繰り返し。ご本人は勿論、施術する側もなかなかつらい時期。
10月になり「頸はかなり良い。足の方は初めを10とすると?13かなあ・・」
自覚は悪化しているらしく、う~~ん×××。
11月足のつらさの場所がかなり末梢に移った。熱感と腫れを感じたそうだ。
12月、「少し良いようだ・・・」
年が明けて初めてご来院。「大分良い。右足の足首と親指にボヤっと痺れがあるが、前とは違う。一時は手術した方がいいのかなあと考えたが、どうやらこのままいけそうだ。」
やはり3か月という期間で変わってくるケースが多い。
症状の改善が足踏みしているとき、施術者側も苦しい時間を過ごすが。
明かりが見えた時程ウレシイ瞬間は、無い。

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