こわくない
年に1度か2年に1度か・・くらいの割合でしょうか
「腰を。やっちゃいましたぁ・・」そう言ってご来院くださる〇さま。
とても美しい方で、ご聡明な雰囲気を醸しだしておられます。
1年以上空いてお目にかかっても、その美貌が変わらないことに毎回驚愕しているのですが。
先日、「〇ですぅ・・・」お電話をいただいたので
(腰痛ですか?)
「はい。いつもこんな時ばっかりでゴメンナサイ。」
そしてやはり変わらない笑顔でご来院。
「おーばさんにね電話してから、なぜだか動けるようになったの。不思議。毎回困った時にしか連絡しなくて。こんな私でごめんなさい。」
(いいえ。いつもこの季節にお会いしている気がしてて、どうされているかなあと気になっていました。そしたらつい先日、駅の近くでお見掛けしたんですよ。ご家族とご一緒でしたので声は掛けませんでしたが、お元気そうなご様子でよかったなあと思っていました。)
「やっだ~~!声掛けてよぉ!そうそう、前に電話したのよ!そんなに腰痛が出てなかったときに、ケアしてもらおうと思って。珍しいでしょ?そしたら、ひと月ぐらいお休みの時だったみたいで。いいわねえ、バカンスに行かれてたの?」
ひと月もバカンスなんて・・・残念ながら、そんな身分じゃありません・・・。せっかく思い出していただいたのに長期休暇だったとは。失礼しました。
年齢の話になり、なんと〇さま!還暦になられたという!
こんな素敵な還暦でしたら、私も歳をとるのが怖くなくなります。