うれしくて
昨日、とても嬉しいことがあった。
月に二度くらいのペースでいらしている、70代後半の女性○さま。
暮れにいらしたきり、お目にかかってなかった。
最後にいらした時も少し間を開けてのご来院だったので
(お風邪でもめされているのかと、心配していました。)といった私に
「あらまぁ、心配させて悪かったわね。ちょっとしたことで尻もちをついてから、どうにもこうにも調子が悪くてね。・・・・ま、ここに来なくなったら、イッチャッタ!って思ってちょうだい!」
明るく仰るから一緒に笑ったのだけど。
年が明けて、節分も過ぎて、お彼岸が来ても○さまからのご連絡がない。
ずっとずっと、想っていた私。つのっていた、不安。
そして、昨日突然○さまからのご連絡!
「ご無沙汰しちゃったわ。やっと、暖かくなって。私もやっと出られるようになったわ。今日って、空いてる?」
(お入りに、なれますとも!)
おみえになった○さまの、変わらぬ表情に、嬉しくて泣きそうになった。
(心配しておりましたよ。)
「いや~~。私もね、もうダメかと思ったわ。」
一瞬の間をおいて、あははは!ってお笑いになるものだから、ツラれて沢山笑った。
「お部屋が変わったのね。キレイになって。よかったねえ。」
はい、○さま。
○さまに新しくなった部屋を見てもらえて、ウレシイです。