最悪の時期
雨も間もなく上がり、晴れるらしい。
そしてそろそろ、花粉が舞う季節を迎える。
○さまは「これから桜が咲くころまで、例年最悪の時期になるんです。」と。
昨年の桜の散る頃からのお付き合いなので、定期的に鍼灸意を受けていただくようになってから初めてこの時期を迎えることになる。
食事から嗜好品へのアドバイスも交えつつ、今年のこの時期を迎え撃つ身体を作っているところである。
いざ!
春、そして鍬。
いつもお世話になっている○さまご夫妻。
先日奥さまがおみえになった時に、区民農園を借りることができた!旨をお聞きしていた。
昨日別件で電話を差し上げた際に
(ところで、3月から畑を借りたそうで・・・。)
「ええ。張り切ってスタートしてます。土を掘り起こして石灰を入れて・・・・。」
(え…もう、鍬作業終わっちゃったんですかぁ??最近お天気が悪いし、3月になったばかりだし、畑おこしはさすがにまだだろうと思ってたのにぃ・・・)
「好きなんですか?あんな作業が。僕なんか翌日身体中痛くて大変でした。」
鍬作業は、やりたかったんデス。。
身体を動かす機会の少ないご主人を気遣って、申し込んだとおっしゃっていた。
お仕事ぶりがこまやかなので、どうやら畑作りにもどっぷりつかっているご様子で。
何よりです。成果が楽しみですね。
今度鍬を使うことがありましたら、お声をかけてください。
お若い方にも
「3年前に数回通ったものですが、入れますか?」
お名前をお聞きしてカルテを探しだすと、お顔が浮かんだ。
「お久しぶりです~~。」
(ちょうど3年前のこの時期でしたね、いらしていたのは。)
「はい!覚えていてくださいましたか?」
○さまは、親子3代にわたってご来院いただいたので、印象深い。
(お幾つになられたんでしたっけ?)
「・・・・。ここから先はカウントしてはいけない歳になりました。」そう言って健康的に笑う○さま。いやあ、まだまだ十分カウント可能です。
”鍼灸院には若い人はあまり来ないんでしょ?”こんなふうにおっしゃる年配の方がいらっしゃるが、弦巻鍼灸院には若い女性も多く来院くださいます。
働き盛りの男性や女性どちらも多いので、その意味ではお若い方にもあまり抵抗なくご来院いただけるのではないでしょうか。
本日は日曜ですが、開院しています!
永く愛される
「”きなこもち”知ってる?」と、○さま。
(きなこもちって言ったら、きな粉でまぶしたお餅ですよね?)
「うふふ。これよ!今売れ筋の商品ですって。ラジオで聴いたからって、夫が買ってきたけど。なるほどおいしかったわよ。」
うわ~~チロルチョコだ。
HPをのぞいてみたら、2012年はチロルチョコ50周年~~!なのだそうで。
田舎でも買えたっけなあ・・・。それでも、私より年長さんなのね。。
変化を遂げつつ、永く人々に愛されるチロルチョコ。
そんな人気に、あやかりたい。
楚々として
今日から3月。
今日は気温が上がるらしい。屋根の雪が融けて落ちる音・・・・最高にいいっ!
家人の治療を週に一度している。
無理が効かなくなってきているはずなのに、倒れることがない。
タフだなあと思うが、こんなふうにしている治療の効果と信じている、、、私は。
昔、勉強会で知り合った女性の鍼灸師の方。私よりかなり人生の先輩だった。
その方は免許を取った後も、ご主人のためだけに鍼を持っていた。
「もともと主人の健康のために、鍼灸の学校に入ったのよ。」こう言い切っておられた。
その生活スタイルに変化はないのだろうか。今は交流がなくなってしまったので知る術がないが、おそらく今も献身的な愛は変わらないのだろう。
今朝はそんな○さんのことを思いだした。
楚々として、この人だけの為に鍼を持つ・・・・・なんて、私にはちょっと出来ないなあと。