東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

泣きっ面に蜂

先日初めて来院された○さま。妊婦さん。
「2,3日前からお尻が痛い。ひびく痛みです。」
この時には風邪の症状も抜け切っておらず、まさに泣きっ面に蜂状態。
安定期に入っているとはいえ働く妊婦さん。
日に日に膨らむお腹とそりが強くなる腰・・・。さぞやおつらいでしょう。
「”ちょっと仕事を休めるといいわね”と産婦人科の先生から診断書をいただいてきました。」
鍼灸を受けられるのは初めてらしいし、妊婦さんでもあるので刺激は極々弱いもので。
(少し安静にできるといいですね。お大事に。)
あれから2週間が経って再来院。
(お仕事は、休めましたか?)とお聞きしたら
「あの後、帰宅するときにはもう痛みがなかったんです。仕事、休むことなく行けてました。」とのお答え。
「最近少し痛い感じが出てきたので、またお願いします。」
結構なことです。。。。が、○さま、どうぞご無理をなさらないように!

 
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踏みとどまれるように

「なんとなく、風邪をひきそうです・・・・。」○さまご来院。
「周りに体調不良の人の多いこと。発熱や咳が長引いている人に囲まれていると
ヤバいなあ・・・って。」
出張を控えておられるそうで、
「何とか踏みとどまれるように、お願いします。」
○さまのように、ご自身の内からのサインに耳を傾けて早めに手をうたれる方、増えている気がしてちょっとウレシイ。
北風が今日も強い。
季節の変わり目が、やっぱり要注意期間!
保温と休養と、そこに鍼灸もおいていただけたら。

 
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糸のように細く

定期的に来院くださるようになって、この冬で3年目になる○さま。こんなになるんですねっ!
この夏の暑い盛りに来院された際、「膝がぽっこり腫れました。」
右の膝蓋骨の上の部が、まさにピンポン玉状に腫れていた。
思い当たる原因がないらしい。「痛みはなく、まあ少し曲げるときに邪魔な感じ。」
この時には局所には全く手を施さなかった。
その次にいらした時
「病院で、注射器で抜いてもらったのですが、また同じくぷっくりしちゃいました。」
膝の滑液包炎らしい。○さまの生活で特に膝を使いすぎているご様子はないのだけど、お医者様も”またたまったら抜きにいらっしゃい”と仰られたらしい。
ぷっくらの周りに糸状灸を施してみた。それから、足先のツボにもちょっとだけ鍼を。
通常と違った刺激としては上記のもののみ。
○さまがちょっと愛おしそうにしていた膝のピンポン玉、「消えちゃった!」なんだかさみしそうに見えるのは、気のせい・・・ですよね?
他の感染症などによるものでなかったってこともあるのでしょうが、このような時には細く細く縒って糸のようにしたもぐさが功を奏すようデス。
糸状灸は足関節の捻挫にも、かなりイイです!

 
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似てる

20111114.JPG電車を乗り継いで鍼を受けに来てくれた叔父と叔母と、一緒に食べたお昼ごはん。
公公婆婆と書いて”ごんごんぽぽ”と読む。やはり担担麺を。
叔母が「うちの子も辛いのが好きなのよね・・・。」
へえ。。姿かたちでなく、嗜好が近かったことにおもわずニヤリ。
楽しいランチタイムを、ありがとう。

 
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季節外れの暖かな日曜となった昨日。
講演を聴きに出かける。
日常の施術の中で感じていたことを数値として聴講できることの意義、大きい。
さてその会場で。
過去にお会いしたことがある・・・はず・・・と、いうお顔をお見受けして。
どなただったっけ。どこでお会いしたっけ。
しばし記憶をたどり。
記憶力に自信がある方ではないのだけど、不思議と思い出すもので。すっきり。
人の顔として記憶されたものの深さって、スゴイ。。
こんな感心を抱いて帰路についた。

 
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いい皮膚の日

2011.11.11・・・の昨日は並ぶ”1”にちなんで、入籍をしたカップルも多かったらしい。
そんな昨日みえた○さま。ほぼ同年代の女性。
「若い時とは、違ってきますからね。肌がね、薄汚れてきちゃうから。」
こんなことをおっしゃるものだから、ツボにはまってしまってしばらく二人で大笑い。
こんな台詞を、お綺麗な○さまの口から聞くものだから余計おかしかった。
ほどほどに抵抗しながら。でも
好きな仕事をして
食するものに気を配り
好きな友人に囲まれて・・・そんなふうに生きられたらいいですよね!こんなところに着地した。
それでも薄汚れてきちゃったとしたらそれはそれでちょっと受け入れつつ、
ココロは真っ新で居ましょうね~~。
鍼灸でのお手入れは内臓機能を高めて、それはすなわちいいお肌への道まっしぐらです!
○さま、「11月12日。あすはいい皮膚の日ですって。」と帰られた。
いい皮膚の日。昨日の空とは一転。気持ちも上がります。

 
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「暮れはいつまでやっておられます?」
今年もこんな声を聞くようになった。
時が過ぎるのが、早すぎます・・・。

「暑い暑いと言っていたのが、恋しいくらいですね。」○さまとご縁があってから初めての冬を迎えることになる。
「石油ストーブが、売れているらしいですね。お持ちですか?」
(いいえ。石油をストックすることが、なんとなく恐くて。)
「薪ストーブとか、暖炉とか欲しいですよね。」
ご一緒に、ぬくぬくな妄想をして
「こたつを出しましたよ。」一人暮らしの方。
「鍋物の季節ですね。」お鍋出さなくっちゃ!とおっしゃるのは女性。
いろんな形で暖を取って、急にきた寒さに立ち向かうとしますか。

 
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アカシア

治療院に続く小路。時間がないのを理由に手入れができず、林のようになっていた。
が、
「何だか庭がすっきりしましたねっ!」
「あんなに広かったのですね、あそこって。」
来院なさる方のこんな声が沢山で、おもわずニヤリ。
やらなきゃやらなきゃって思っていたところに、少し前にお願いしていたものを運んできてくださった花屋さん。
「あらら・・・・ちょっとこれじゃあねえ。」
うっそうとしてしまった庭の様子をみかねたようで。
お願いしていたのはちょっと大きくなったアカシア。直植えにしてもらうつもりだったのでスコップまでご持参くださっている。ハサミもあるしね!と言って、ばさばさいってくださった。
するとさすがの私も動き出さざるを得なくなり。
小さな庭も冬支度というところ。
アカシアの花が咲くのが、待ち遠しい。
花屋さん、ありがとうございました。

 
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別人のように。

「何もやる気が起こらないんです。」
「朝起きられないんです。」
「心配なことが膨らんでしまうんです。」
こんな訴えをされていた若者。
朝の起床時から夜の就寝にいたるまでのちょっとしたアドバイスと、
もちろんそんな時に現れる身体へ、鍼と艾での刺激をさせていただいて。
先日来院なさった○さまは、前回とは別人?と思うほど。
ヒトはあれだけのことで、こんなにも変われるんだなあと。
鍼灸の底力を見た気がした。

 
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北風と香りと

昨日までの暖かさから一気に北風に。
今日は寒くなるらしい。と言ってもこれで例年並みなのだとか。
温度差は、老若男女みんなに厳しく襲い掛かる。
長引く風邪に悩む方も多い。
休養と、やっぱり鍼灸と。やっぱり大事です。

コンビニに入ると、”ああ…この季節だあ・・・”。
おでんの香りがいっぱいの店内。
おでんは嫌いでない。むしろ好き。
だけど、この香りには例年悩まされる。これって、ワタシだけ?
北風が吹きだしてこの香り・・・が風物詩なのだけど×××。
寒いのと、この独特の香りに、またしばらくの辛抱が始まるなあ・・・・と。
北の生まれのくせに冬に弱い、なんとも情けない私にはつらい季節の到来です。

 
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