たくましく生きる
今朝の雨は昨日までの暑さをしばし忘れさせてくれる、そんな涼しさを運んでくれた。
所用で街に出た昨日、スーツ姿で道を行く人の”とけてしまいそうな姿”をみて、皆さん戦っておられるんだなあ・・・・と。毎夏感じるのだけど、男性はツライですね。クールビズとは程遠いお姿の男性が多いですもの。スーツにネクタイ、大きなタオルで汗をぬぐって。あそこまでいくとスポーツにさえ見えてしまうのは、ワタシだけ?
しかし、男性に限ったことではないですね。以前お聞きした女性のお話。
「そとまわりが仕事なのです。汗をかくと化粧が落ちて大変なので、水分は極力とらないようにしています。出されたお茶に口をつけたことはありません。」
あまりにキケンな対処法ですね、これは×××。
たまに電車に乗って感じるのは、やはり外気温とクーラーが効いている処との温度差。
これは身体にこたえます・・・・。自律神経系が戸惑ってしまうのも無理のない話でしょう。
水分のとりすぎも控えすぎもよろしくありません。のどの渇きを感じる前にこまめにとりたいですね。
鍼灸の刺激はバランスを崩した自律神経の調整をすることはもちろん、
自身の恒常性維持(ホメオスタシス)の幅を広げるような働きをするようです。
幅がでるということは暑さや寒さに限らず、生体が受ける様々なストレスに対しての許容範囲がひろがるということで、たくましく生きることができるといえるでしょう。
鍼灸治療は痛みなどに対しての効果に定評がありますが、実はこのような”生きていくための強さ”へのお手伝いができると考えています。
夏バテの症状がでるまえに、対処したいものですね。
Comment たぬき より: 2009年7月17日 9:54 AM 墨荘書室主人 より: 2009年7月17日 10:26 AM おいら より: 2009年7月17日 11:20 AM tsurushin より: 2009年7月17日 12:13 PM おいら より: 2009年7月17日 12:47 PM
我々の生活は温度差がありすぎますね。
クーラーの中にいてあまり外に出ない身としてはゴルフに行ったりするとかなりこたえますが、昨日は清暑益気湯が効きました。
これから鍼灸とともに清暑益気湯の用意を忘れずに・・・。
日本は島国ですから「水」の処理がうまく出来るかどうかが腕の見せ所です。
腎経と脾経の使い分けでしょうか。
ツルシン先生には余計なお世話でした。
ツルシン先生がコメント解放して下さったので、各先生のブログがミクシィ状態になりこれはこれで居心地良いです。
スタンドアローンが好きな墨荘書室主人でした。
> 各先生のブログがミクシィ状態
おいらは無駄でクダラナイ書き込みが多いようで、
その実アクセス数アップを目論んでいたりしますよ
そう
ドロンジョー一味やショッカーのごとき野望を持った書き込み活動なのですよ
でも同じ悪の秘密結社でも、世界征服のために毎日玄関の前の道をきちんと掃除する悪の秘密結社を目指しております勝手に
> スタンドアローンが好き
でも孤高ではありませんですよね
「アウトサイダー」とか「ロンリーウルフ」とか、
あるいは「ロンサムカウボーイ」とかいろいろ別の言い方を勝手に考えましたが、
やっぱり普通に「スタンドアローン」というのが無難なような気がしてきました
別に言い換える必要はありませんが、、、
それにしても「水」がテーマのこのエントリー
先達の先生方の何気ないお考えの吐露が、後進にはものすごく為になります
コメント開放の効能はこんなところにもあったりしたりしてますっす
それにしてもここは試験に出ますねぇきっと
たぬきさま>
薄学のワタクシ、漢方の勉強も必要ですね。
墨荘堂主人さま>
個々の生体にとっての”水”。どれも同じ処理ではいけないということですね。なんて奥深い。このあたりが東洋的な考えの見せ所なのでしょうか。
おいらさま>
ドロンジョサマを目指したく思います。アイアイサー!
またまたぜんぜん関係無いっすけれど、この本面白いっすよ
「日本人の知らない日本語 蛇蔵&海野凪子 (著)」
中央図書館に予約してくるといいっす!
お忙しいツルシン先生にもササッと読める内容ですよ