たくましく生きる
今朝の雨は昨日までの暑さをしばし忘れさせてくれる、そんな涼しさを運んでくれた。
所用で街に出た昨日、スーツ姿で道を行く人の”とけてしまいそうな姿”をみて、皆さん戦っておられるんだなあ・・・・と。毎夏感じるのだけど、男性はツライですね。クールビズとは程遠いお姿の男性が多いですもの。スーツにネクタイ、大きなタオルで汗をぬぐって。あそこまでいくとスポーツにさえ見えてしまうのは、ワタシだけ?
しかし、男性に限ったことではないですね。以前お聞きした女性のお話。
「そとまわりが仕事なのです。汗をかくと化粧が落ちて大変なので、水分は極力とらないようにしています。出されたお茶に口をつけたことはありません。」
あまりにキケンな対処法ですね、これは×××。
たまに電車に乗って感じるのは、やはり外気温とクーラーが効いている処との温度差。
これは身体にこたえます・・・・。自律神経系が戸惑ってしまうのも無理のない話でしょう。
水分のとりすぎも控えすぎもよろしくありません。のどの渇きを感じる前にこまめにとりたいですね。
鍼灸の刺激はバランスを崩した自律神経の調整をすることはもちろん、
自身の恒常性維持(ホメオスタシス)の幅を広げるような働きをするようです。
幅がでるということは暑さや寒さに限らず、生体が受ける様々なストレスに対しての許容範囲がひろがるということで、たくましく生きることができるといえるでしょう。
鍼灸治療は痛みなどに対しての効果に定評がありますが、実はこのような”生きていくための強さ”へのお手伝いができると考えています。
夏バテの症状がでるまえに、対処したいものですね。