七夕さま
七夕さま。
最後に笹に短冊を吊るしたのは、いつだったろう。昨日は”願い事”よりも、雲からのぞく満月の美しさにひたすら酔っていた。願い事をすること、忘れてた・・・・・・。無欲になったってことか、はたまた、より現実的になってしまったということか。日本全国津々浦々、それぞれがロマンティックな想いで夜空を見上げていたことだろう。
幼稚園にお世話になっていた子どもが、笹をいただいての帰り道。自転車の後ろでサラサラと風になびく笹を大事そうに抱え「ささのはさ~らさら・・」と歌っていたのも、もう随分昔のことのようだ。一緒に短冊を吊るしたっけ。純粋な子どもの願い事にニンマリしたなあ。
私自身が笹のサラサラ・・・の音で思い出すのは、子どもの頃家族で行った筍採りの光景。飽きてしまって、ひとり車に残ったのはいいが、竹林のサラサラ・・・がなんともこわく、熊に襲われる妄想にぶるぶる震えていた・・・・。
七夕さまの笹で、いろいろ思い出しました。。。(–);