画像と症状
☆さま40代女性。
坐骨神経痛の症状がでていて先月からいらしている看護師さん。足の症状はほとんど改善されていて、全身の疲労回復にいらしていた。5月半ばにみえたとき「いつもと違う箇所が痛いのです。」
(なにかいつもと違うことをしませんでしたか?)「連休飲みすぎた位でしょうか・・・」
痛みがとれず、勤務先の病院で検査をした結果
胸椎の圧迫骨折が判明。
高齢の方が、しりもちをついてよくやってしまう、アレである・・・。どう考えても、患者さんを抱きかかえて持ち上げた時に受傷した以外、理由はなさそうである。この年齢で・・・いやはや・・。二人で苦笑い。
そして昨日いらした☆さま、
「整形外科でコルセットを作って3日つけたけど、もうだめ・・・。整形の先生に泣いて訴えたわ、これをつけていることが何よりのストレスだと・・」
幸い、痛みのピークは越えられたようで。今後は鍼灸で代謝を促していけたら。
興味があったのは、今回MRIで腰部の方も検査されたのだが、数年前に発見された腰椎のヘルニアが今でもしっかりくっきりと存在しているとのこと。
が、ヘルニアからきていたであろう下肢の症状は、鍼灸で楽になっていたという点。症状と画像は必ずしも一致しないということを改めて認識させられた。