この時期なのに
一家に
少し前の週末。
身内のものが腰を痛めて。
普段は鍼灸施術を避けている者だが、背に腹は代えられぬと判断したようで。
「鍼を、頼める?」
はいはい。休日だけどしょうがないね~。
——-ちょっと恩着せがましく言うあたりはお決まりで。—-
終えて、さっきより動きはスムーズになったようだ。
翌日、帰宅して再びの依頼。
流石に泣き言を言わず、こちらの思いのままさせてくれる。
「ああ、良いようです。ありがと。前に”一家に一人鍼灸師”って言ってたけど、実感するわ・・・」
そうそう、そのセリフ。よく言ってたなあって思い出す。
一家に一台!の家電じゃなくて。
こういうことが身に沁みるようになったということね。
手帳
ご転居
先月後半に、初めてご来院の〇さま。女性。
「引っ越しを控えていて、やることが山積み。全く片付かない。しかし、もう身体が限界・・・。」
特に背部の張りが尋常でありません。
お聞きすると容量が広いところから狭いところへの転居だそうで。
仕分けの段階で、もうアップアップだそう。
それも4人分のお荷物を、
ほぼ一人で作業なさっているというから、更にびっくり。
「ああ・・・随分楽になった気がします。これで頑張れそうです。」
そう言ってお帰りになりました。
決戦の日は1週間後と仰っておられたが。
無事にお引越しを完了させられたかなあ・・・と、
とても気になっています。
メガネ
今日もいいお天気。
連休だった方達は足取りが重かったかも。
手元の見え方がアヤウクなって、久しい。
視力は見え過ぎるほどよかったので、実は昔から眼鏡に憧れていた。
なので、初めて眼鏡を作った時、嬉しかった。
その眼鏡はとても気に入っていたので、度が合わなくなりレンズを交換してもなお、愛用していた。
そのお気に入り眼鏡のフレームが、頼りなくカタカタしてきたものだから。
修理依頼をしてまいりました。
「メーカーでの修理が難しいんです、この素材。修理専門のところに問い合わせてみます。」
ってことでお預けしてきました・・・。
考えたら軽く10年を越えて使ってきましたから、
やむなしと言えばそれまでだけど・・・。
けど、もうちょっとだけ一緒に居たいので。
戻ってきて欲しいなあと願いを持ちつつ、10月も後半です。
納得の
印象
今日は晴れ。
お日様を見ると気持ちもぽかぽか。
去年の夏に数回いらしていた〇さま、女性。
1年ぶりで、この夏おみえになりました。
「久しぶりです~。あらセンセ、痩せたんじゃない?」
そんなことはないと思いますけど・・・。
施術者側としては、ずっとマスクをつけていますから。
〇さまはマスクをとった私の顔はご存じないはず。
だからでしょうか、さっきの感想は。
それでも瘦せたねなんてワードを訊いちゃうと、
へへへって嬉しくなっちゃう自分が可笑しい。
——それはおいといて—-
少し考えてみたらこの数年、
双方がマスクを着けての”はじめまして”の方が、結構おられる。
はずしたお顔を拝めていない人も、少なくない。
人の印象って眼が一番強いのかなあって長い間思ってましたが、
マスクをはずされたお顔と対面した時、想像していたお顔と違うこと多し。
口元って、お顔の印象を決める、大きなポイントになっているんだなあと思った次第です。
どんどん
知人の〇さまご来院~~。
「空いちゃったぁ。久しぶり。」
ひょっとして6月以来ですかね、お会いするの。
念願だった熊野古道をご一緒して以来でした。
「いや~~ほんっとに行けてよかったね。」
ほんとに。
行きたいところ、やりたい事。
我々も良い年齢になったんだから、
行けるうちに、どんどん行こう!っていうことで。
来年のお山もしっかりと計画中。
雨でも
一気に寒くなりました。
治療室を、冬仕様に・・・。
雨の中をご来院くださった〇さま、50代女性。
はじめましての方です。
(此処はすぐにおわかりになりました?)
「グーグルマップを見ながらでしたので来られましたが。ただ前まで来て、
”あれ?看板が消えちゃった”って、ちょっと焦りました。前に通った時はあったのに・・・あれ??な感じで。」
嗚呼・・すみません・・・。
雨だったもので、木製看板は雨が当たらないところまで下げてしまっておりました。看板には過保護。
初めての方には不親切でしたね。
〇さまは以前にも鍼灸を受けられたことがあるそうです。
そちらはやや遠方ということで、今回はお住まいの近くで探されたとのこと。
こんな雨の天気だと、余計移動は短い方がいいですね。
入ってこられた時にはお辛い様子がよくわかるご表情でしたが、
終えてベッドから出て来られた時の晴れ晴れとしたお顔が印象的。
苦痛はお顔に出ますから。
天気はこんな雨でも、晴れっといきたいですね。