端っこ
9月最終日・・・。
時の経過速度、全く落ちず。
今年1月に初来院の〇さま。
50代女性。
「腰から脚の方にかけて痛い」が主訴。
鍼灸を受けるのは随分久しぶりとのこと。
痛い箇所だけが問題なのでなく、身体の端々の重要性を話し、ご理解してもらってウチでの鍼灸施術を開始。
その月が替わる頃には「前にあったシビレも腰痛も大分良い。やや張る感じが残っている。」
〇さまにはウチの施術が合ったご様子で、痛みがなくなった現在でもメンテナンスでいらしている。
「私の爪、デコボコしていたんだけど、最近ツルンとなってるのに気づいた!これってすごくない?」
私も毎回チェックしていますが、明らかに違います。
「やっぱり血行が良くなったのかしらね~!どんどん新しい爪が伸びてきて、全部がツルンてなる日が楽しみ!」
初めの頃の写真を残しておきたかったですね。信頼関係ができる前には撮らせて欲しいと言えなかったものですから・・。
「撮っていいよ~~」
と言ってくださいますが、既になめらかになった範囲が広すぎるかなあと。
いずれにしても、究極の末端である爪の状態の変化はとても興味深いです。
毎回別の
酔芙蓉が、白から桃色に移ろいながら風になびいている。
曇り。
気持ちも思いきり曇りの朝だった。何なら土砂降り・・。
「前に2回ほど行ったことがあります。」
お電話でご予約をいただいた〇さま、30代男性。
お名前を伺いカルテを出しても、今一つお顔が浮かばないままお待ちしていた。
ご来院なさってお顔を、そしてお身体を拝見してすっかり記憶が甦りました。
(前回の5月、急性腰痛で動くのがきつそうでしたが、すぐに落ち着きました?)
「はい、あの後大丈夫でした。今日は頸がツラくって・・・。」
毎回主訴は違いますが
ツラくなった時に思い出していただけるって
ウレシイことです。
サンドじゃなくて
不明瞭
初めてご来院の方。
(此処はすぐに分かりました?)
「此処の前まできて、しばらく迷いました。このまま入って行っていいんだろうかって。」
(よく言われます。)
別の方ともこの話題になり。
「けど、私は好きですけどね。通りに面した所だと、人の目が気になりますから。」
(そう仰る方も多いです。鍼灸院ですからね。どこに入って行ったのか、
不明瞭なのもいいのではないかと。)
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
以前通りがかりに目にした治療院は通りに面していて、
ベッドに横になっている姿が見えるところがありました。
自分なら、この状況は抵抗があると感じました。
「隠れ家っぽくていいと思いますよ~」
そう感じてくださる方は、継続して通ってくださるのかもしれません。
同調
今朝も涼しすぎる朝。
これで平年並みだとか。
綿毛布にくるまって寝ていましたが、これでも少し寒かった。
私は音に過敏な傾向にあるみたいで。
集中するときには無音でないと、内容が入ってこない。
BGMが無いと集中できない、という方も多いようだけど。
先日同調してくれる方が出現。
「夫と、求める音が合わなくて。TVの音が耳障りで。車中の音もラジオ派と音楽派だし。音から逃避したくて別室に居る・・・。」
一緒です。
家人が観ているTVの音が不快で。自分が求めていない音はかなりのストレス。
”変わってるね”って言われることも多いけど、
同調してくれる方がいて、ちょっとほっとする。
ファイティング
急に涼しくなりました。
これだけ下がったら天敵の蚊も居ないかと、ちょっと油断して庭に出ましたら、しっかりヤラレました。やはりまだキンカン様!
「やはりこの夏の暑さは尋常じゃなかったから。ここにきて疲れがどっと出たみたい。何もやる気が起こらない。寝ていて起き上がるのも億劫で。何ならこのまま死んだってイイ・・・そう、完全に投げやりな気分だったけど。ハリしてもらったら、なんだろう俄然やる気が沸いてきたわ。なんだってかかって来なさい!って。」
〇さまの感性の豊かさにはいつも驚かされている。
その〇さまが、先日施術の後でこんなふうに話しておられた。
後頭部後頸部、そして肩背部がとても凝った状態でいらして。
鍼灸って即効性がある方がほとんど。
〇さまも顔色に生気が戻ったようなご様子で。
”なんだってかかってらっしゃい”な、気持ちで日常を生きるって大事かと。
ファイティングポーズだと、ウイルスも寄ってこなそうデス。
どんなポーズでも、蚊はお構いなしな気がしますが・・・。