春
春らしい気候。
みなさん薄着になりました。
新学期ですね。
かろうじて桜も残っていて、新しい生活を応援しているようです。
〇さまとの会話。
「あれ、もうお弁当作りからは解放されたの?」
(ええ。お弁当作りはず~~っとしていた気がします。)
「そうよね、子育て中は若いから朝眠いし。ボーっとしながらとりあえず卵割って焼いてたわ私も。」
(ほんとです。卵焼きあがる頃、やっと覚醒してました。)
みんな一緒ですね~~。
もう若くないはずなのに、まだまだ朝の覚醒には時間がかかってますけど。
お弁当作りに奮闘している皆さん、
春眠暁を覚えずのこの時期ですが、奮闘を祈ります。
後を
〇さまご来院。麗しい60代女性。
前回お見えの際は「自転車で倒れちゃったのよ」と、
あちこち打撲した状態でお見えになり
”ひょっとしてヒビ程度は入っているかも。受診された方がいいかもです。”
状態でしたのでその後が気になっていましたが、お元気な様子でホッ。
「病院は結局行かなかった。ヒビが入っていたかもしれないけど、もう平気。」
〇さまとは随分長いお付き合いで。
ご子息が中学生の頃の話が印象的。
小柄な〇さま、すでにご自身の背をとうに越したご子息を叱る場面で
ちょっと待ってなさい!と椅子を持ち出し、上ってお説教したそうです。
その光景を想像し、浮かぶ画が妙に気に入って。
いまだに時々思い出してクスッとするんです。
ちょうど一回り先輩の〇さま。
知り合ってもう20年近く。
可愛くて綺麗で楽しくて真っすぐで。
私もこんな風に歳を重ねたいなあと、お会いするたびに思う。
そして
ちっちゃくてかわいい〇さまとは違って
おっきくてイカツな自分じゃ、ちょっと後に続けないなあ・・・と
毎回思う。
長い目で
今年になってからご来院の〇さま、70代女性。
やせ型。
「15年以上前、脊柱管狭窄症と言われた。気付かないうちに脊椎の圧迫骨折を複数回していたらしく、背中、腰、両足にかけての重だるさがつらい。長く歩くことがつらい。」
ベッドに仰向けになるのがつらい様子なので側臥位で。
月に2回ほどのペースで通院中。
5回目の施術に
(いかがですか?)とお聞きする。
「重だるさははっきり言ってまだあるが、夜寝られるようになってきた。この間見て驚いたのだけど、足の色が随分よくなっていた。自分の足じゃないみたい。」
〇さまの様に細身の女性で広い範囲の背骨に原因がある場合、なかなか時間がかかる。
まだまだ改善の余地があると思うので、長い目で続けていただきたいと思う。
やさしい
冷たい雨が、止まない・・・。
盛りを過ぎたミモザが、雨を含み悲しげにたわんでいる。
雨だけならともかく、この寒さに参る。
4月。希望に満ちた始まりのはずなのに、不釣り合いな気候。
先日初来院の〇さま、30代男性。
「腰を痛めました。昨日から悪化。ギックリのような痛みデス。」
反らしての痛み。
下肢症状なし。
鍼灸施術の経験は有るとのこと。
今回の腰痛は何をして起こったのかお聞きしたら
「道路で転んだおばあちゃんが居て。起こしてあげる時のようです。」
なんて優しい好青年。
おばあちゃん、幸運でしたね。
名誉の負傷となった痛みは、回復したでしょうか。